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ブックマーク / courrier.jp (28)

  • マイケル・サンデルの指摘 「能力主義社会の“勝者”たちが手際よく成果を残したとは言えない」 | 「テクノクラシー化」への警告

    理想的な能力主義が実現しても“ダークサイド”はある ──著書『実力も運のうち 能力主義は正義か?』では、私たちが暮らす民主的な社会に取り入れられてきた能力や功績(メリット)という概念が凝結し、それが社会的敬意を根っこから蝕んでいると論じています。 具体的には、能力主義によって「勝者は自分たちの成功をみずからの手柄と考え、敗者はエリートから見下されていると感じるようになった」と主張されています。能力主義社会ではどうすれば勝者になれるのでしょうか。逆に言えば、能力主義社会における敗者とはどういう状態、どういう人なのでしょうか。 重要なのは、有能という(望ましい)意味の「メリット」と、「メリトクラシー(能力主義)」を区別することです。能力主義とはルールからなるシステムであり、人が何に値するかに基づいて所得や資産、影響力を分配する手段です。 まずは、きわめて常識的で反論の余地がない有能さとしてのメ

    マイケル・サンデルの指摘 「能力主義社会の“勝者”たちが手際よく成果を残したとは言えない」 | 「テクノクラシー化」への警告
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2022/01/11
    能力主義の1番ダメな点は勝ち組が次世代によりよい教育や資産を遺せるので結果的に世襲制と同じになり、世代を経る毎に格差が拡大される事。民主主義と自由が脅かされ封建制に近いものへ逆戻りしてしまう。
  • 少子化まっしぐらの中国は「強制受精」を導入するのか? | 合計特殊出生率は1.7か1.1か…

    がんばって目標を達成したのに、あとから考えてみたら、そんな目標など当はどうでもよかったと気づいた経験はあるだろうか。多大な犠牲を払い、ときには他人を踏みにじったりしてようやく辿り着いた場所が、全然いたくもない場所だったことはあるだろうか。 そんな話に多少とも身に覚えがあるなら、ここで中国共産党のことを少し考えてあげてほしい。 中国共産党中国国民に対して「計画生育(一人っ子政策)」を強制したのは1979年のことだ。それは苛烈だった。避妊手術や中絶手術が強要され、許可なく複数の子供を持った親には重い罰金が科された。 地域によっては、家族計画担当官という名の事実上の秘密警察が、産児制限に従わない人を懲らしめるため、家を破壊したり、制限超過分の子供を連れ去ったりした。 中国政府の狼狽ぶりを示す出来事 ところが、そのすべては徒労だった。中国政府が反出生の恐怖政治を敷いても敷かなくても、長期の人口

    少子化まっしぐらの中国は「強制受精」を導入するのか? | 合計特殊出生率は1.7か1.1か…
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/11/04
  • 日本のコロナ感染減を英紙が「驚きのサクセスストーリーだ」と報じる | 小規模だった反ワクチン運動、マスク着用習慣が奏功?

    8月には新型コロナウイルスの感染者が過去最多を記録した日だが、最近は急激な減少傾向が続いている。これについて、英紙「ガーティアン」が「崖っぷちからの復活:日はどのようにしてコロナの驚きのサクセスストーリーになったか」と見出しをつけて報じている。 イギリスは苦労しているのに 同紙は、8月13日に東京で新規感染者数が過去最多の5773人、全国では2万5000人超に達したことを挙げ、「東京五輪閉幕から数日後、日は新型コロナウイルスの大惨事に向かって突き進んでいるように見えた」と、約2ヵ月前の状況を説明。 その後、緊急事態宣言が解除されて約2週間が過ぎた今週、日全国で新規感染者数が減少し続けていることについて「2ヵ月間で日では驚くべきことが起きた」と記している。 さらに「8月以降、世界的には緩やかな減少となっているのに、イギリスを含むヨーロッパの一部では、感染のい止めに苦労している」と

    日本のコロナ感染減を英紙が「驚きのサクセスストーリーだ」と報じる | 小規模だった反ワクチン運動、マスク着用習慣が奏功?
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/10/19
    諸外国の国民管理がずさんでワクチン接種率が実態を表していないとかないんだろうか?移民や不法入国者が取りこぼされ接種率が実態よりも高く出ていて、日本並みの接種率になれば海外も同じくらい抑え込める、とか。
  • 「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説 | お金、人数、支持率に至るまで…

    Text by Kevin Draper, Andrew Keh, Tariq Panja and Motoko Rich 米紙「ニューヨーク・タイムズ」は6月21日、最大1万人までの観客を認めることにした東京オリンピックについて、「なぜそれでも東京五輪は開催されるのか──その秘密は『数字』が握る」という記事を掲載した。お金、人数、支持率に至るまで、数字から五輪強行の理由を読み解く。 五輪はいつの時代も数字にこだわってきた。ラテン語で「キティウス(より速く)、アルティウス(より高く)、フォルティウス(より強く)」という五輪のモットーは、秒、メートル、キログラムを測らない限り、あまり意味をなさないからだ。つまり、どれくらい速いか、どれくらい高いか、どれくらい強いかを競うのだ。 だがここ1年と数ヵ月間、東京五輪をめぐって議論がなされる際には、別の種類の数字が目立っていた──増加する新型コロナウ

    「東京五輪がそれでも開催される理由」を米紙が“数字”を使って徹底解説 | お金、人数、支持率に至るまで…
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/06/23
  • 脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり

    アメリカの名門大学に編入したのに…がっかり? 脱北者で人権活動家のパク・ヨンミ(27) は、現在ニューヨークに在住し、難関エリート校のひとつであるコロンビア大学に通っている。2016年に韓国の大学から編入したのだ。 彼女がアジア圏だけでなく、欧米諸国でも注目を集めたきっかけは、2014年の国際会議でのスピーチだった。 彼女はアイルランドで開かれた18~30歳の若者による国際会議「One Young World」に参加し、壇上で涙ながらに北朝鮮の悲惨な実情や、常にレイプや死と隣り合わせだった中国での脱北生活について語った。その様子は世界中で報じられ、英メディアBBCが毎年発表する、世界に影響を与えた「100人の女性」にも選ばれた。

    脱北ヒロイン 米エリート校に広がる“お目覚め文化”に「北朝鮮と似ている」と苦言 | アメリカの名門校にがっかり
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/06/21
    "「私は(コロンビア大学で)物事に対する幅広い思考力を学べると、期待していた」。しかし、学校側は、学生の考える力を養うことよりも、「こう考えるべきだという方向性を生徒に強制している」。"
  • 「難病で認知力が低下した妻と離婚しました。私は間違っているのでしょうか」 | 介護者の深い苦悩を社会は理解しない

    運動機能や認知機能に影響を及ぼし、性格の変化など様々な症状を引き起こすハンチントン病。そんな難病を抱えるをひとりで支えてきた男性が、介護の重圧に耐えきれなくなり、離婚を決意する。変わりゆくの姿と介護に苦しみ、別れた自分は悪なのか? 著名セラピストのローリ・ゴットリーブが答える。 愛する人だけど、ひとりきりの介護に限界が来た セラピストさま 30年間連れ添ったが2012年、ハンチントン病と診断されました。脳に障がいが生じる遺伝性疾患で、治療法はなく、死に至る病です。診断当時のは47歳で、病は少しずつ彼女の心身を蝕んでいきました。 私は5年間、の唯一の介護者でした。の体を洗い、服を着せ、事をさせ、その他、あらゆることをしました。 けれども2017年、私は限界に達し、を長期ケア施設に預けるほかありませんでした。私は燃え尽きていたのです。 その少しあと、離婚の手続きをしました。介護

    「難病で認知力が低下した妻と離婚しました。私は間違っているのでしょうか」 | 介護者の深い苦悩を社会は理解しない
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2021/02/17
    責めれよう筈もない。
  • そして絶望だけが残った。残酷な社会実験“一人っ子政策” | ピュリッツアー賞受賞記者の渾身ルポ

    経済成長のためにと始めた“一人っ子政策”が中国を確実に蝕んでいる。この政策は妊娠中絶や精管切除を正当化するもので、そこから派生する問題は、高齢化による労働力不足、人身売買、多数の無国籍者……とその闇はどこまでも深い。それでも世界には、一人っ子政策を支持する声が聞かれる。こんなことは看過してはならない──ピュリッツアー賞受賞記者が描く驚愕のルポルタージュ。 中国経済はなぜ成長したのか 冷戦のさなか、中国のロケット科学者たちが、ミサイルとも宇宙開発ともいかなる種類の兵器ともまったく関係ない一つの野心的な計画を考えついた。 それは「赤ん坊についての計画」だった。1980年9月25日、中国共産党はこの計画について公開書簡のかたちでメディアなどに広く発表し、党員に子供の数を自主的に一人に制限するよう要請した。ここでいう要請とはその実、命令であった。 かくして、世界でもっとも過激な社会実験「一人っ子政

    そして絶望だけが残った。残酷な社会実験“一人っ子政策” | ピュリッツアー賞受賞記者の渾身ルポ
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/09/25
    政策として行わなくても、日本も未婚や1人っ子が増えてるからたいして変わらないのでは / "一人っ子たちの大半が、親からのプレッシャー、過剰な愛情、そして孤独感を強く感じていることを明らかにしたのだ"
  • ビールをクソみたいなものにした巨大企業と、僕はこう闘ってきた 告発 クラフトビールの雄「ブリュードッグ」CEOに直撃インタビュー「パンク起業家の頭のなか」

    「事業計画なんか時間の無駄だ」「始めるのはビジネスじゃない。革命戦争だ」……こんな文言の続くビジネス書が、いまベストセラーになっている。英国の人気クラフト・ビールメーカー「ブリュードッグ」のCEO、ジェームズ・ワットによる著書『ビジネス・フォー・パンクス』である。クーリエ・ジャポンはこのパンクなCEOをすでに紹介しているが、この10月、緊急来日したジェームズ・ワットにインタビューした。この男、物だ! ──「クーリエ・ジャポン」では、「ガーディアン」紙に報じられたあなたの記事を翻訳して紹介しました。常識外れの起業家を称える記事でしたね。ブリュードッグは、2007年の創業からわずか9年で、クラフト・ビールの業界で最も成功したと呼ばれる企業になりました。あなたは何を大事にして、大きな成功にいたったのですか。 僕らが一貫して大事にしてきたのは、まず第1にビールそのものだ。僕らは、ビールに対して熱

    ビールをクソみたいなものにした巨大企業と、僕はこう闘ってきた 告発 クラフトビールの雄「ブリュードッグ」CEOに直撃インタビュー「パンク起業家の頭のなか」
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/11/08
    このラベルのビール結構好きだけど、「ブリュードッグ」ってメーカーのビールだったのか。