神奈川県の黒岩祐治知事が過去に女性に送った人権侵害のメールが報道された件で、女性たちが21日、県庁舎前で抗議のスタンディングを行い、黒岩氏宛てに辞任を申し入れました。 この件が週刊誌で報じられたのは、県知事選投票日直前の6日。黒岩氏は報道を事実と認めています。 申し入れたのは「黒岩知事の人権侵害を#無かったことにできない女性たちの会」。「女性差別撤廃条約実現アクション・かながわ」の小島八重子さんや女性団体、労働組合の役員、弁護士、日本共産党の君嶋千佳子県議らが呼びかけました。 スタンディングには女性を中心に約40人が参加。参加者は「アダルトビデオ、ポルノは女性を虐待して男性が女性を支配する、女性差別の文化をつくりだしている。その愛好者に県政を担う資格があるのか」と訴えました。 申し入れ書は、黒岩氏が12年間『ジェンダーの主流化』などと言いながら実際には人権無視の感覚を隠して県政を進めてきて