このうち CTRL-r の後方検索はあまり馴染みがないかもしれないが, 指定したパターンをヒストリから検索してくれるもので, 希望のコマンドが出てくるまで CTRL-r を押し続けるか, より詳しくパターンを指定することで効率良くヒストリ機能を利用できる. (emacs を利用している人はどちらかというと前方検索 CTRL-s の方が馴染みがあるかもしれないが基本は同じである.) テキスト補完 ヒストリ機能は過去の入力の再利用によって作業効率を高めるのであった. しかしながら, これから新しく入力しようとしているコマンドに対しては役に立たない. そのためのサポートとしてあるのがこのテキスト補完である. 例えば,カレントディレクトリに this_is_an_example_of_long_file_name.c という長い名前の C プログラムがあったとしよう. これをコンパイルするのに