ドットインストール代表のライフハックブログ
先日、あるインターネット・サービス・プロバイダーが使っている格安なルーターを見せてもらった。格安といっても家庭用のルーターというわけではなく、上位のプロバイダーとBGP(Border Gateway Protocol)で接続するための高性能なルーターだ。運用を開始してから約1年半。これまで「障害は全くありません。動作は極めて安定しています」という。 なぜ格安かというと、無償で配布されているオープンソースのソフトウエアルーターを使ったからだ。ルーターといえばハードウエアで提供されているものが一般的だが、ソフトウエアルーターの場合は自分で用意したPCサーバーにインストールして使う。ソフトウエアルーターならばPCサーバーの費用だけでルーターを手に入れられる。 ここで冒頭のプロバイダーとルーターを紹介しよう。プロバイダーは新潟県三条市の銀座堂。地域に密着したプロバイダーで、回線のローミングを含めて
今回取り上げるipconfig(アイピーコンフィグ)コマンドは、自分のパソコンのネットワーク設定を確認したり再設定したりするときに使うコマンドである。「ネットワークに突然接続できなくなった」などのトラブルに見舞われたとき、その原因を探す第一歩が自分のパソコンの設定を確認すること。ipconfigコマンドを使うと、現在のネットワーク設定をパソコンの画面に表示してくれる。 また、自分のパソコンがDHCPサーバーから自動的にIPアドレスを割り振られる設定になっている場合、どのDHCPサーバーからIPアドレスを取得しているかをipconfigコマンドを使って調べることができる。本来のものとは違うDHCPサーバーから設定情報をもらっていたとしたら、正しく再設定することも可能だ。 このようにipconfigコマンドを使うことで、基本的なネットワーク設定をひと目で確認でき、初歩的な設定ミスなどは自分でチ
Windows 7パソコンをネットワークに接続してしばらくすると,同じワークグループに所属するほかのWindowsパソコンの「ワークグループのコンピュータを表示する」に,そのWindows 7のコンピュータ名が現れるようになる。これまでも見慣れた光景だが,Windows 7やVistaでもXPと同じ手順で参加しているのだろうか。Windows 7パソコンをネットワークに接続し,Windowsネットワーク(ワークグループ)に参加する際のやりとりから確認していこう。 ワークグループへの参加手順は基本的に変わらない ワークグループへの参加には,大きく分けて二つのステップを踏む(図1)。まず,システム起動時に,ネットワーク内で「名前登録」を実行する。それから,コンピュータ一覧情報を保持しているコンピュータ(マスター・ブラウザ)に自分のコンピュータ名を「通知」する。 この流れはWindows 7やV
Windowsパソコンで、スタート・メニューからマイネットワークやネットワークを開いていくと、ネットワーク上に存在するパソコンが一覧表示される。これが、Windowsネットワークで特徴的な“ブラウジング”である。このブラウジングがWindows 7でも動くしくみを調べてみよう。 最初に結論を言うと、Windows 7はブラウジングに関しても、Windows XPまでと同じしくみをそのまま利用している(図1)。それに加えて、Windows 7/Vistaパソコンやネットワーク機器に関しては新しい情報も取得・表示するためのネットワーク探索方式を新たに採用している。従来と同じブラウジングで取得した情報と、新しい「ネットワーク探索」方式で取得した情報の両方を、画面上で合わせて表示するようになっているのだ。 図1●Windows 7の「ネットワーク」ウインドウでは、(1)XPまでと同じ従来方式と(2
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