[GDC 2012]Valve,データベースを使ったファジーな会話システムを紹介するレクチャーを実施。シンプルな原理で,複雑な会話も可能に 編集部:松本隆一 ValveのElan Ruskin氏 Valveは,以前からキャラクター同士の会話を重視するメーカーだった印象が強い。代表的なのは「ハーフライフ 2」だろう。カリフォルニア医科大学と協力して,表情の変化やリップシンクを行う専用エンジンを開発し,それにより,キャラクターの会話シーンをより実感を伴うものにしている。そんなValveがGame Developers Conference 2012で行ったレクチャーが,「AI-driven Dynamic Dialog through Fuzzy Pattern Matching. Empower Your Writers!」だ。直訳すると,ファジーなマッチングシステムを使ったAI駆動の動的会