よくグラフィックボートがうまく機能しない場合、もしくはシステムハング さらには Xサーバーに入れない際、「KMSを切る」 という用語が出ます。 ではそもそもKMSとはなんでしょう。 カーネル・ブート・プロセスとグラフィック・モードに対する表面的な変更として興味深いものは KMS (Kernel-based Mode Setting: カーネル・モード設定) です。この機能を利用すると、カーネルは必須コンポーネント (例えば PCI バスやグラフィック・カードなど) を初期化した後で、グラフィックのハードウェアを制御することができます。そのためカーネルはブート・プロセスの非常に早い段階から必要な画面解像度を設定することができ、(グラフィック・チップがリセットされることによる) チラツキの問題や表示が出ないといった問題が軽減されます。また X サーバーが起動される前に表示を適切に設定することが