京都大に拠点を置くベンチャー企業「ロボ・ガレージ」(高橋智隆代表)は7日、ロボット特有のぎこちない動きを克服し、柔らかな物腰の女性型ロボット「FT」を開発したと発表した。ファッションショー型式で行われたお披露目では、すらりと伸びた脚でしなやかに歩く姿を印象付けた。 FTは身長35センチで6頭身、体重は800グラム。部品の配置を工夫して肢体にメリハリをもたせ、女性の繊細なしぐさをプログラミング。従来の二足歩行ロボットはひざを曲げた中腰になった歩行姿勢が一般的だが、独自技術によって、まっすぐな脚や腰のひねりを表現した。 開発した高橋さんは、着せ替え人形「バービー」の歩行実現を目指す米メーカーの構想に着目。プロのモデルの歩き方を研究し、スリムながらも安定感を持たせるため、傾きを検知して自動補正するするセンサーを搭載した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=