タグ

ブックマーク / blog.a-utada.com (10)

  • おじさんたちには秋葉原の事件は理解できない?: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    秋葉原の無差別殺傷事件の犯人を神とあがめる声が上がる一方で、 まったく理解できないという人もいる。 両者を隔てているものは何なのか? ●無差別殺人犯が「神」である理由 秋葉原の殺傷事件に関連するネットの書きこみのなかで、興味深かったのは、2ちゃんねるの派遣業界の板だ。派遣の立場で働いていて事件は他人ごとではないと感じる人も多かったようだ。「秋葉原通り魔・加藤智大は神!批判する奴は死ね!」というスレッドが立った一方で、「秋葉原通り魔・加藤智大はゴミ! 批判する奴は神ね!」というスレッドも立った。「加藤智大は神」のほうはかなりのスピードで書きこまれ、何度もスレッドが更新されているが、最初のころのスレッドの冒頭には、「加藤智大が神であるわけ‥‥理解しにくい人のために」との前振りで、次のように書かれていた。 『超越性』‥‥行動が、一般人を超越・逸脱しているから。一般人は思っていても実行しない。良く

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/11/23
    "「スーパーエディター」などと自称していたその編集者は"(<=ヤスケン?
  • 「みんなの意見は案外正しい」から裁判員制度は生まれた: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    裁判員制度とウェブ2・0、何の関係もなさそうだが、 その背景には共通する時代のムードが 横たわっているのではないか。 ●裁判員召集令状は「赤紙」? 裁判員制度は、さまざまな意味で時代の潮流に乗っている。 ひとつは、前回書いたように、「国が個人の行動をもはやほってはおかない」という流れだ。メタボ健診は、「太っているのは個人の勝手ではない。国家財政にかかわる重大事だ」という決意の表われだし、裁判員制度は、「国民は、司法の世界を自分の問題ととらえてもっと積極的にかかわれ」という発想から出発している。 おもしろいことには、というか、恐ろしいことには、「余計なお世話」という反発が起きそうな話しであるのにそうはなっていない。ほんとうのところ納得していないのに、「何で突然メタボ健診なんだ」とか「仕事で忙しいのに、何日も裁判所で拘束されてはたまらない」とぼやくだけで、なんとなく受け入れられようとしている。

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/07/05
    "ある大手出版社の年輩の編集者とそれまでふつうに飲んでいたのだが、私に子どもがいないと知ったとたんに豹変して、子どもがいないことがいかに罪悪か、愚痴とも不満ともつかないことをくどくど"(<-ひがみ理論です
  • 「あなたも犯罪者」の日本の司法制度: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    犯人が刑を逃れてしまうのは困るが、 罪を犯していないのに犯人にされるのは、もっと困る。 犯人扱いされるとなかなか逃れられない日の司法の実情。 ●有罪にしないと「業績」が悪くなる裁判官 少し前に、誰もが名誉毀損の被害者になりうるのと同様、加害者にもなりうると書いた。『現代刑法入門』(有斐閣)というを開いたら、冒頭に「あなたも犯罪者」と書かれていた。 名誉毀損の加害者どころか、簡単に犯罪者にもなるというわけだ。 人とぶつかってかすり傷を負わせれば過失傷害罪だし、道で500円玉を拾ってそのままポケットに入れれば占有離脱物横領罪。マージャンで現金をやりとりすれば賭博罪。学校をさぼって連日やっていれば常習賭博罪‥‥など「あっというまに犯罪者」の例が列挙されている。 このように実際に「罪を犯す」ことはなくても、犯人にされてしまう冤罪事件が相次いで発覚している。富山県では、強姦事件で服役し仮出所後に

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2008/05/20
    日本の裁判や検察のgdgd
  • 歌田明弘の『地球村の事件簿』: CMにこれほどイライラさせられているのは日本人だけ?

    テレビCMにイライラさせられているのは どこの国でも同じと思いがちだが、 そんなことはない、 という興味深い研究レポートが出ている。 ●日テレビの非常識 テレビCMにイライラさせられるのはなぜかって? テレビCMっていうのはそういうものなんだよ。タダで見るんだから、多少イライラさせられたって仕方がないだろ‥‥。そんな「良識派」のあなたは、今回の原稿をぜひ読んでほしい。テレビCMを見なきゃならないのはほかの国でも同じだが、海外の人びとは、日の視聴者ほどにはCMでイライラさせられてはいないようなのだ。 このところ広告について、あれこれ資料を読んでいる。そうして読んだ一冊に興味深い研究レポートがあった。われわれの「テレビCMの常識」を覆すもので、研究書のなかだけにとどめておくのはもったいない。今回はそれを紹介しよう。 「番組内CM提示のタイミングが視聴者の態度に及ぼす影響」という堅いタイト

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/11/06
    (そうこれこれ, http://www.asahi.com/culture/update/1106/TKY200711060131.html より(記録してなかった…忘れてたんだ
  • ミクシィ嫌い: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ウェブは一般に使われ出してまだ10年ほどだが、 その性格は大きく変わった。ミクシィに馴染めない 私から見ると、最先端のネットはちょっと息苦しい。 ●「"足あと"が気持ち悪い」は少数派? どうも『ミクシィ』に馴染めない。 ミクシィのようなソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)は、いまいろいろな意味で注目されている。ネットについてあれこれ書いているのに、「ミクシィに馴染めない」なんて言っていていいのかと思うけど、ソリが合わないのだからどうしようもない。 欄でSNSを取り上げたのは、けっこう早かったと思う。 ミクシィがまだ影も形もなく、アメリカで、グーグルが『オーカット』という SNSを立ち上げたとき、これはおもしろいと思ってすぐにとりあげた。そして、アメリカで広がり始めたSNSサイトをいくつも紹介した。そこまでは、欄 担当者の使命(?)をまあ果たしていたといえるかもしれない。 しかし

  • 日本のネットが匿名志向の強いその理由: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    匿名による情報発信が多いというのは、 日人の性格を考えてみるうえで、興味深い現象だ。 日人のコミュニケーション感覚が見えてくる。 ●流動性の乏しい社会の情報発信 日のネットでの情報発信は、アメリカなどに比べて匿名志向が強いと、調査データなどをまじえて以前書いた。なぜそうなのかは考えてみるべきことではないか、と問題提起しながらも、その答えははっきりとは書かなかった。 なぜそうなのか、いまひとつ私にもよくわからなかったからだ。 でも、それから少し経って、気づいたことがいくつかある。ネットでは関心が高いようだし、問題提起してそのままというのも何なので、年が変わらないうちに、思いあたったことを書いておこう。 アメリカでも、子どもがネットで個人情報を書きこんだために性的被害に遭うといった事件もあり、実名を明かすことの怖さは知られるようになってき た。また、ブログに書いたことが会社で問題になり、

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/12/16
    "日本人は、面と向かって話すのは得意とはいえないが、一定の距離を置いた形でやりとりすることを好むのだろう"
  • ネットでケンカに勝つ方法: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    主張の是非やサービスの良し悪しだけでなく、 ネットでは、リンク構造によって勝ち負けが決まる。 そうしたことを考えさせる研究が進んでいる。 ●ブッシュ勝利の背景にあるネットのリンク構造 何だかとても大胆なタイトルをつけてしまった気もするが、こうしたタイトルだからといって、ネットでのケンカに私が強いというわけではない。ネッ トでは、主張の正しさや説得力だけでなく、リンクのありようによって勝ち負けが決まってくるのではないか、ということを書こうと思っている。 ネット時代のジャーナリズムについてのシンポジウムがオンラインで公開されていた。それを見ていたら、「新聞社が記者ブログを始めたけれど、朝日 新聞がやったら大変だろう」などと話していた。朝日新聞は、戦後長きにわたって日のマスコミを代表し、戦後民主主義的な価値観を擁護してきた。そのこと に対する感情的な反発がネットではとくに強い。朝日新聞の記者が

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/11/17
    (最近後読が多くてたまりすぎている
  • 日本のネットはなぜかくも匿名志向が強いのか: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    誰が読むのかわからないブログや掲示板などでは、 匿名が当たり前になった。とはいえ、日の常識が 世界の常識かといえば、かならずしもそうではない。 ●アメリカのブログは実名が多数派、日は匿名が9割 5月26日に発表されたインターネットコムと goo リサーチの調査によれば、ブログ作成経験者のうち実名を公開している人は6.62%に過ぎず、それ以外はみな匿名だったという。 この調査はgooで募集した人たちが対象だから、実名でブログを書いていることが多い芸能人やライター、専門家などはほとんど含まれていないだろう。実際よりは匿名の割合が高いと思われるが、日のブログの大半が匿名なのは確かだ。 これが世界的にも標準かというと、そうではない。MITのメディアラボで博士論文を書いたファナンダ・ヴィエガスの04年の調査では、英語でブロ グを書いている人の55パーセントが実名、それ以外の人も20パーセントは

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/06/24
    [?][匿名][とりあえず]"アメリカの有名なコンピュータ・オタクの掲示板「スラッシュドット」は、匿名で発言するには「Anonymous Coward(匿名の臆病者)」という呼称を受け入れなければならない"日本のスラドでもそうだろ
  • 感情的な報道が行なわれる理由: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    ホリエモン逮捕をめぐって数多くの意見が出たが、 意外に見逃されていることもある。 在米の弁護士が、目からウロコが落ちるような指摘をしている。 法律の専門家もよくわからなかったライブドア報道 ライブドアのポータルサイトは、「ヤフーの後追い」などと言われているが、少なくともブログについては、ヤフーに勝っていた。ヤフーがブログを提供し始 めたのはずっと後のことだし、いまヤフーのサイトで「ブログ」と検索しても、トップに出てくるのはライブドア・ブログである。 ブログ・サービス提供者としてホリエモンは貢献したばかりではない。ブログに話題も提供し続けた。逮捕までされて話題を提供したわけで、皮肉な言い方をすれば、文字通り「身を賭して」日のブログ文化に貢献したとも言えるだろう。 グレーゾーンを突き続けた堀江氏の行動は、専門家たちにも知的刺激を与えた。多くの専門家がブログで意見を述べている。ホリエモンの逮捕

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/02/24
    (米国と日本の報道・捜査状況等(弁護士とか)の違い。重要かも
  • 決着のついたリンク見出し是非裁判: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    当たり前のようなことが当たり前でないネットの世界。 ニュース記事のリンク見出しは許されるのか。 確定した「世紀の裁判」(?)の判決の詳細は? ●逆転判決で見出しの自由な利用は許されず ウェブサイトで、「記事見出しを表示してリンクを張る」というのはあたりまえのようにやられていることだけど、著作権法上、天下晴れて認められているとは、かならずしも言えない。 2年ほど前に実際に、ある新聞社がリンク削除の要求メールをいくつかのサイトに送り、ネットで大騒ぎになったことがあった。新聞社のリンク・ポリシーを調べて、必要ならば許可を得れば、法的な問題はクリアされる。しかし、少なくとも個人サイトのレベルで、そうした手間をかけている人はほとんどいないだろう。 10月6日、記事見出しの著作権について知財高裁の判決が出た。原告も被告も控訴せず、判決が確定した。今後の指針になる判決かと思い、判決全文が掲載されている裁

  • 1