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ブックマーク / movie.maeda-y.com (8)

  • 超映画批評「風立ちぬ」40点(100点満点中)

    「風立ちぬ」40点(100点満点中) 2013年7月20日 全国東宝系 2013年/日/カラー/126分/配給:東宝 原作・脚・監督:宮崎駿(「月刊モデルグラフィックス」連載) 音楽:久石 譲(サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)  主題歌:「ひこうき雲」荒井由実 (EMI Records Japan) 声の出演:庵野秀明 瀧美織 西島秀俊 西村雅彦 演技を否定する斬新なキャスティング この夏、どころか年度ナンバーワン候補筆頭である作は、「紅の豚」(92年)以来の飛行機映画ということで、強く期待されている。何しろ宮崎駿監督が無類の飛行機マニアであることは、いまや一般の人でも知る有名な事実。作も監督の趣味全開、伸び伸びと作った楽しい作品になるだろうと思うのは当然だ。しかし、そんな風に素朴に期待する人にとって作は強力な地雷になりかねない。 幼いころから飛行機が好きで、いつ

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2013/07/20
    ”おまけに演じているのが””庵野秀明"いうまでもなく声優でなければ演技者でもない。言葉は悪いがずぶの素人である。""気になって画面に集中できない”(ジブリは駄目なことがわかる
  • 超映画批評『ガール』5点(100点満点中)

    『ガール』5点(100点満点中) 2012年5月26日(土)全国東宝系ロードショー 2012年/日/カラー/2時間4分/シネマスコープ/ドルビーSRD  配給:東宝 原作:奥田英朗(講談社刊) 監督:深川栄洋 脚:篠崎絵里子 キャスト:香里奈 麻生久美子 吉瀬美智子 板谷由夏 上地雄輔 要潤 1800円で不愉快を買う 女子力のバイブルなどと称される奥田英朗の同名原作を映画化した作は、すべてに気でがんばるGIRLたちに贈る、とのキャッチコピーがついている通り、女性たちに向けた女性映画である。 会社も仕事もバラバラながら、気の合う女子4人組。29歳から36歳まで、多感な年ごろの彼女たちは、ファッション結婚、子育てとそれぞれ複数の悩みを抱えながら、やりたいこととの両立に前向きに頑張っていた。そろそろギャル系ファッションが似合わなくなってきた由紀子(香里奈)、年下の男性部下をうまく使えな

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2012/07/09
    "この映画に出てくる4人のヒロインは、そろいもそろって幼稚で傲慢で馬鹿。これが世の中の女性の共感先というのならば、この映画の作り手や原作者は女性というものをバカにしすぎである"
  • 超映画批評『仏陀再誕』25点(100点満点中)

    『仏陀再誕』25点(100点満点中) 2009年10月17日(土)公開 2009年/日/カラー/114分/配給:東映 原作/大川隆法『仏陀再誕』 監督/石山タカ明 脚/大川宏洋 声の出演:子安武人 小清水亜美 吉野裕行 白石涼子 置鮎龍太郎 悟りにチャレンジ 『仏陀再誕』は、この秋300万人の動員を目標とする、日アニメーション期待の超話題作である。 女子高生、天河小夜子(声:小清水亜美)は、名物記者の金元にあこがれ、ジャーナリストを目指している。ところがその金元が自殺して以来、彼女には霊のようなものが見えるように。一方、ある宗教団体の教祖は奇跡を連発、テレビで大人気となるが……。 子安武人や銀河万丈、三石琴乃といった実力派声優と、業界有数のVFXスタッフをそろえた、まさにジャパンアニメーションの総力を結集した超大作。エル・カンターレことブッダの生まれ変わり、大川隆法(幸福の科学)が製

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2009/10/15
    "この秋、きみもぼくも、悟りにチャレンジだ。"(ww(皮肉なんだよなこれ
  • 超映画批評『蒼き狼 地果て海尽きるまで』30点(100点満点中)

    『蒼き狼 地果て海尽きるまで』30点(100点満点中) 2007年3月3日(土)より全国超拡大ロードショー 2007年/日・モンゴル/2時間16分/配給:松竹 無茶な方向へ突っ走った 一定以上の年齢の映画ファンにとって、「角川映画」というワードは特別に響くものだろう。それは、薬師丸ひろ子や原田知世など映画中心に活躍する女優を育てたり、今で言うメディアミックス戦略により挑戦的な企画を連発したりと、日映画史に大きな功績を残した事で知られている。 とくに、映画単独で採算を取れなくても書籍その他関連商品でペイできれば良しとするその戦略は、邦画の枠を超えた大作の製作を可能とし、数々の娯楽映画の傑作(および珍作)を生み出した。オールモンゴルロケという贅沢なドラマ『蒼き狼 地果て海尽きるまで』は、そんな往年の「角川映画」らしさを持つ一品といえる。 ときは12世紀、モンゴル。主人公テムジンが14歳の

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2007/03/09
    "そもそも、モンゴル人の映画なのになぜか全員日本語をしゃべる"<-それはイチャモンじゃないか(昔NHKでやってた人形劇の三国志だって日本語だった
  • 超映画批評『40歳の童貞男』70点(100点満点中)

    40歳の童貞男』70点(100点満点中) 下ネタで笑いまくろう 近年、比較的高年齢な男性の童貞率が話題になっている。週刊誌などで見たところによると、40歳の約10%が童貞なのだそうだ。カトリックのような厳しい戒律がある宗教とはほとんど縁のない日では、とくに童貞という事実は重荷となって男性の背中にのしかかる。そこで公開されるのが『40歳の童貞男』。秀逸な邦題が話題の、アメリカ製コメディ映画だ。 テレビゲームやフィギュア収集が趣味のアンディ(スティーヴ・カレル)は、マジメすぎる性格がたたって40歳の今も童貞。しかも、悪いことに職場の悪友3人組に、その事実を知られてしまう。翌朝には、早くも職場全員に知れ渡ってしまった上、なんとか童貞喪失させてやろうという周囲の余計なお世話に悩まされる羽目に。アンディとしては、彼らが紹介するナンパな女性たちより、誠実でやさしい向かいのショップ店員(キャサリン・

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/09/03
    みにいこうかと思ったが,DVDのほうがいいか?
  • 超映画批評『ゲド戦記』35点(100点満点中)

    『ゲド戦記』35点(100点満点中) これまでのジブリの短所を引き継ぎ、かつ長所を捨てた 『ゲド戦記』は、『指輪物語』『ナルニア国ものがたり』に並ぶ、世界三大ファンタジーの一つとされる。原作者がかたくなに映像化を拒みつづけ、かつては、あの宮崎駿でさえ断られたというこの作品を、息子の宮崎吾朗は自身の初監督作に選んだ。アニメーション制作は、もちろんスタジオジブリ。興収100億円を狙う、2006年夏シーズンの大命の登場だ。 人間の生活圏に現れるはずの無い龍が、立て続けに侵入する異常事態が発生。世界の均衡が崩れつつあると予感した偉大なる魔法使い=大賢人のゲド(声:菅原文太)は、原因を探る旅に出る。やがてゲドは、父親を刺して逃亡中の王子アレン(声:岡田准一)と出会う。アレンが生きる気力を失っており、放置できない事に気づいたゲドは、彼を連れ、知り合いのテナーの家に身を寄せる。そこにはアレンと同年代の

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/07/24
    不評 ("幸いにしてゲド役の菅原文太が素晴らしい演技を見せているものの"そりゃ朝日そ~ら~じゃけん (サムライジャックのアクも凄いぞ
  • 超映画批評「チェーン」1点(100点満点中)

    『チェーン』1点(100点満点中) これ以下の映画はないという点で、見るべき理由がある 巨乳グラビアアイドルの小向美奈子が初主演するホラー映画。 なんというか、紹介のしようがないとしか、言いようのない映画である。若者たちの、不審な連続死。100%当ると噂の携帯占いサイト。もしそれを見たら、絶対先に進んではいけないという怪しげな噂……。そんなストーリー紹介だけをみると、「お、韓国の『ボイス』とか、『ザ・アイ』とか、『リング』みたいなホラーかな?」 と思ってしまいがちだが、そんな立派な作品を『チェーン』に期待してはいけない。 では、『チェーン』がどんな映画かといえば、高校時代にクラスのみんなで文化祭のとき作ったホラービデオ、だと思えばだいたい間違いはない。 あまりに行き当たりばったりな、テキトーなストーリーなので、上映時間はたったの76分だ。それなのに、なんだか監督さん、その時間を埋めるのが大

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2005/11/13
    "画面がゆらゆらゆれているな、(中略)ただのカメラマンの手ぶれだった。" (大爆笑 エドウッドですか
  • 超映画批評『変身』1点(100点満点中)

    『変身』1点(100点満点中) 全部作り直す以外に道はない 以前、あまりミステリを読んだことのない女友達(30代 美人)に、「何かいいはない?」と聞かれたとき、私は一冊のミステリ小説を彼女に紹介した。 そのは、最初の1ページから抜群に面白い、いわゆる「猛烈な面白さの引力に引き込まれる」タイプの小説で、その作家の代表作のひとつとされる、紛れもない傑作だった。そして、その作品最大の特長は、冗談抜きで「最後の1行で涙があふれる」感動の恋愛物語であるという事だった。 それはもう、世界の中心で何かを叫んで喜んでいるような人が読んだら、あまりのレベルの違いに腰が抜けるであろうと思われる大傑作だ。その彼女もいたく感激したようで、おかげでそのお礼に、私にすばらしい一夜をプレゼントしてくれた。 ……わけはなく、「次はもっと面白いのを買って」などという、困難極まりない課題を私に課したのである。美人とは、同

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2005/11/13
    "これでも必死に理性で抑え、101点分もおまけしているのだ。"←ワロス(いや笑っちゃいけないだろけど
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