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ブックマーク / snow-man.cc (1)

  • 第七回「女生徒」

    太宰治(1909~1948) 青森県津軽に生まれる。名は津島修治。18歳で芥川龍之介の自殺に衝撃を受けて以降、計四度の自殺未遂を繰り返す。帝大仏文科に入学するも授業料未納で除籍。人間の偽善と虚無を描く自虐的な作風で「無頼派」と呼ばれ、戦後文学の第一人者となる。39歳で玉川上水に女と投身心中。他の代表作は「斜陽」「走れメロス」「人間失格」「津軽」「グッド・バイ」など。 あさ、眼をさますときの気分は、面白い。お部屋のお掃除をして朝ご飯をべて学校に行くと、美術の先生にモデルになってくれなんて頼まれる。こんな心の汚い私をモデルなんかにして、先生の画はきっと落選だ。家に帰ると客がいて、母親のためにいい娘を演じていやいやお料理。お風呂に入ってお洗濯を済ませたら、布団にどさんと倒れ込む。眠りに落ちる時の気持って、へんなものだ。おやすみなさい、私は王子さまのいないシンデレラ姫。 お風呂場に電燈をつけて

    TakahashiMasaki
    TakahashiMasaki 2006/04/06
    太宰「女生徒」の乙女心と萌え
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