「日本トンデモ本大賞」、矢野穂積のパシリと化した人々、傍聴人の写真を撮って議会で注意される恥ずかしい市議、「貝になりたい」とわめき続ける饒舌な盗作者など気がかりなことがたくさんあるのですが、「1864/部数と印税 2」の続きです。 出版業界紙「新文化」をチェックしていると、出版界が終焉に向かっていることをヒシヒシと感じます。年にいくつも出版社が潰れているのはいつものこととも言えますが、書店のチェーンまでが次々と潰れています。そりゃ、本の売り上げが増えないのに、雑誌はコンビニにもっていかれ、本はアマゾンにもっていかれれば、書店は潰れるしかない。 かといって、コンビニとネット書店が既存のマーケットのすべてを支えられるかと言えば無理でしょう。町の書店が消滅しつつある中で、18禁のエロ本が危機に瀕しているように、書店があるから売れていた商品が存在しています。 「エロ本なんてなくなってもいい」と考え