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ブックマーク / lifehacking.jp (13)

  • Evernoteの華麗なるリブートとその未来

    Evernoteがヨーロッパに拠点をもつBending Spoonsに買収されてしばらく経ちました。この手の買収はウェブサービスにとって一種の墓場のようなもので、買収後にスタッフの大幅なリストラがあったという報道を耳にして「Evernoteも終わったか」という印象をもった人も多いはずです。 しかし、予想に反してEvernoteはサービスが終了したり、別のサービスに吸収されることもなく、むしろ死に体だった開発が再開されて最近は次々とユーザービリティーが改良されています。AI検索やAI画像文字認識など、近年のニーズにあわせた機能の追加も行われるようになっています。 買収によって、Evernoteは見事にリブートしているのです。 テック業界でこういった事例は例外的であるため、ウェブメディアThe VergeがEvernoteのプロダクトリードであるFederico Simionatoに一時間にわ

    Evernoteの華麗なるリブートとその未来
  • メール整理を考え直したサービス「Hey」が一般公開開始

    もうずいぶん前のことになりますが、Gmailが登場したときの衝撃はいまでも忘れられません。 それまでは手元のメールアプリでしかメールを開くことができず、複数の端末での同期はもちろん、手元にダウンロードしていないメールの検索も面倒でした。 Gmailは当時としては膨大だった1GBの容量をオンラインで提供することによってこの問題をいっきょに解決したわけですが、当時ネットユーザーたちが招待コードを互いに送り合い、利用がしだいに広まっていったのを記憶しています。 そうした熱狂に似たものが、最近またメールの分野で起こっています。クラウド上のグループウェアの草分け的存在の “Basecamp” を開発した人々の手によって、新しいコンセプトのメールサービス “Hey” (ヘイ)がリリースされたことがおおきな話題になっているのです。 このサービスの課金モデルをめぐってAppleと一悶着あったせいもあり、“

    メール整理を考え直したサービス「Hey」が一般公開開始
  • 記憶力を底上げする「記憶の宮殿」の作り方 | Lifehacking.jp

    記憶の中で遊んだことがありますか? 簡単なテクニックで記憶を「場所」として理解するようになると、思わぬ楽しみや、発見がまっています。 「羊たちの沈黙」の続編である「ハンニバル」において、天才的な頭脳を持つ殺人者ハンニバル・レクター博士は、記憶の中で千の部屋がある広大な宮殿を構築していました(文庫版下巻 p65 参照)。 小説の中のレクター博士はたとえ体は拘束されていようとも、頭脳の中でこの宮殿の中を自在に歩き回り、その小部屋の一つ一つを訪問するだけで過去のどんな記憶も呼び起こすことができるばかりでなく、過去の記憶の中で生きることさえもできるのです。その描写はとても荘厳で、こんな記憶力をもっていたらどんなに良いだろうとあこがれをかき立てるものでした。 このような膨大な記憶力はさすがにフィクションの産物とはいえ、「記憶の宮殿」とよばれる方法は中世の学者が実際に実践していた古い記憶術の一つです。

    記憶力を底上げする「記憶の宮殿」の作り方 | Lifehacking.jp
  • まさに論文工場。アウトラインプロセッサとエディタを融合したManuscripts

    どんな科学的発見も、最後は論文にしなければいけません。発見は発見でしかなく、それを文章にまとめて、他のひとが理解できるように共有できてはじめて、それは知見となるからです。 同じことは、私の業である科学の最前線であれ、大学の卒業論文であれ、こうしたブログ記事でも同じです。 しかしこのプロセスが苦手だという科学者は実におおぜいいて、この「論文の壁」が多くの才能を阻んでいるといっても過言ではありません。 こうした論文作成の作業については、いままでそれに特化したツールがあるようでいて、なかなかありませんでした。 Manuscriptsはそうした状況に一石を投じるとても個性的なツールです。エディタと、アウトラインプロセッサ、図表や数式に参考文献をすべてひとつのツールで執筆できる、まさに論文作成工場なのです。### 段落まで構造化されたアウトラインプロセッサ+エディタ なぜ科学者にとって論文を書くの

    まさに論文工場。アウトラインプロセッサとエディタを融合したManuscripts
  • iOS上の万能テキストエディタ "Write" にMac版が登場

    iPhone上で論文やだって執筆する…。ちょっと前なら「そんな無茶な」と言われていたことが、アプリや周辺サービスの充実で当たり前にできるようになってきました。 その一つの鍵となったのがDropbox やiCloudとの連携です。ユーザーの側でまったく意識することなく文書が同期される仕組みがあるおかげで、iPhoneで編集した文章をパソコンで清書ということが楽にできるようになったわけです。 もうひとつの鍵は、しだいにサポートされるようになったリッチテキストの扱いです。いまではEvernoteでもリッチテキストを扱えますし、Markdown書法経由で楽にリッチテキストを書くアプリも増えました。 そのなかでも群を抜いた高機能とUIの美しさを誇るアプリが Write です。Markdownの扱い、DropboxやiCloudとの連携、他サービスへの共有方法の数の多さなど、総合力が高い一方でこれま

    iOS上の万能テキストエディタ "Write" にMac版が登場
  • Google Reader がなくなるのは実はよいことかもしれない

    RSSフィードを購読するツールとして、Google Reader を使っている人は多いと思います。 このブログでも数年前まで約 50% 対 50% で Google Reader と Livedoor Reader が拮抗していたのですが、現在は大半が Google Reader ユーザーに移行したというデータがあります。 なので、日発表のあった「7/1でGoogle Readerが終了する」というニュースは衝撃だったのではないでしょうか。 私も最初は動揺したのですが、少し考えるにつれて、ひょっとしてこれは長い目でみるとユーザーにとっても、ウェブ全体にとってもよいことにつながるかもしれないと思うようになりました。 RSSはもう長いこと死んできた もちろんGoogle Readerの退場をRSSそのものの死と結びつけるのは早計です。しかし「RSSは死んだ」は、ここ数年ネットでよく聞くフレー

    Google Reader がなくなるのは実はよいことかもしれない
  • その場の全員と一度に「名刺」交換できる Evernote Hello Connect がすごい

    去年、サンフランシスコ郊外にあるEvernote社に行った際、その場の流れで社員のAll Hands Meetingに参加させていただく機会がありました。 CEOのPhil Libinさんは会議の最後になって「さあ、ここでちょっとおもしろいことをしよう」といってiPhoneを片手に社員を促しました。Evernote Hello Connectとしてリリースされることになる新機能のテストを全社員で行おうというのです。 その場の全員がiPhoneを開き、Philから送信される電子音を待ちます。私もテスト用にいただいたアプリを開いて待ちました。そして数秒後、その場にいた70名以上の「名刺」情報が一気に私のEvernoteに流れ込んできました。 “It Worked!” 「うまくいったようだね!」 全員が「これはすごい」という表情で笑顔になりました。私も興奮していました。「名刺」交換の新しい姿、

    その場の全員と一度に「名刺」交換できる Evernote Hello Connect がすごい
  • アカウント乗っ取りを防げ!Google2段階認証プロセスを設定する全手順

    今朝、懐かしい方からメールがあって私はiPhoneをまじまじと見つめてしまいました。それはこのブログにも以前登場した「一流の研究者」の、私の師匠です。 しかしメールの内容はおかしなものでした。「いま海外にいるのだが、同行していた人が急病になってしまい、手術にお金が必要なので送ってくれないか」という内容で、つまりは詐欺メールです。 シグネチャまでも真似ていますが、誰かが師匠のメールアドレスを乗っ取ったのです。### 2段階認証を使おう 師は周囲にコンピュータのウィザードが大勢いますのできっと適切に対応がとられているものと思います。 しかし一度アカウントが乗っ取られると、住所録も含めて奪われてしまいますのでいつまでも自分の名前を騙って友人、親戚にこうした詐欺メールが送られるリスクが続きます。 私の周囲でも今年に入ってGmailが乗っ取られてこうした詐欺メールが飛んできたというケースが複数ありま

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  • どこからでも入力して一瞬で同期するメモツール、Day One

    最近導入して、あまりの使いやすさに、あっという間にモレスキン・デイリーダイヤリーを脅かす存在になっているのが、Mac / iOS 用のメモツール、Day One です。 MaciPhoneiPad を使っているなら、どこからでも入力して iCloud / Dropbox で一瞬で同期することができる「ライフログ」アプリという分類になるでしょうか。 Day Oneはできることが最初から「テキストのメモを取る事」に限定されています。一日に一つのメモではなく、一日にいくつもメモを追加して、カレンダー形式でみることができます。 この手のアプリでは、Mac 版は使いやすいけれども、iOS 側は不便だったり、iPad 版がなかったりといった「利用の偏り」があるアプリが多く見られます。いつでも利用できるとは限らないために、それが利用のハードルになったりするわけです。 しかし Day One のつごい

    どこからでも入力して一瞬で同期するメモツール、Day One
  • 締め切りから自由時間まで。6つのカレンダーで人生の時間を支配する

    GTD のデビッド・アレンさんのなどを読んでいると、「カレンダーは神聖な場所」という表現をよくみます。 これはカレンダーに書き込まれたものは絶対不動として侵してはならないという原則をきめておけば、不確定なノイズがカレンダーに混じることを防ぐことができるという基を表現した言葉です。 しかし実際には、多少流動的な予定をあらかじめ書いておいたり、予定とはいえないけれどもマークしておきたいプロジェクトの進捗予定日などを書き込んでおくと便利なことがよくあります。 これを解決するのが Google カレンダーや Outlook の複数カレンダー設定ですが、Lifehack.org でこれを6つのレイヤーに分割することで「神聖なカレンダー」から「流動的なカレンダー」までを同時に実現できる方法が紹介されています。### 時間を支配する6つのカレンダー デフォルトの週カレンダー: 多くの人は「水曜の午後

    締め切りから自由時間まで。6つのカレンダーで人生の時間を支配する
  • 人生を簡単化すれば、どんな風にでも変わることができる。Zen Habits の Leo Babauta 基調講演 [WDS]

    人生を簡単化すれば、どんな風にでも変わることができる。Zen Habits の Leo Babauta 基調講演 [WDS] 怒涛の勢いでかけぬけたポートランドの週末が終わり、なんとかアメリカから帰国しました。これからいくつかの記事でWDSの思い出を残していきたいと思います。 WDSには大勢の著名なブロガーや著者が登壇していましたが Zen Habits の Leo はそのなかでも最も楽しみにしていたスピーカーでした。 ちょっと昔話をすると、自分の処女作である情報ダイエット仕事術 が刊行されてしばらくしてからLeo の減らす技術 The Power of LESS の日語訳が刊行され、小飼弾さんに同じブログ記事で紹介していただくといったこともあったので、ちょっとどころでなく意識しているブロガーでした。 あまり人前で話すことがないLeoが、WDSの聴衆の前で彼の人生の物語と、その方向性をか

    人生を簡単化すれば、どんな風にでも変わることができる。Zen Habits の Leo Babauta 基調講演 [WDS]
  • ついに知的ツールとして使えるようになったEvernoteのノート間リンク機能

    *教えと学びの子らよ、この書物は汝らのために書かれた。この書物を味わい、様々な場所に散りばめられ、ある場所には集められた意味について熟考せよ。お前たちの叡智によって理解されるべく、ある場所で隠されたことは別の場所で明らかにされている。 ーネッテスハイムのハインリヒ・コルネリウス・アグリッパ「隠秘哲学について」 * Evernote Mac OS X ベータ版に、ついにノート間のリンク機能が追加されています。 ノートのリンクを取得するには、リンク先のノートを右クリックして「ノートリンクをコピー」を選択します。 ここで重要なのは、リンクはノートを同期するか、ローカルノートブック内に保存してからでないと取得できない点です。まだ済んでいない場合は、警告が表示されます。 コピーしたリンクを目的とするノート内でペーストすればリンクを作れます。 また、コピーしてあるリンクを任意の文字列に貼り付けることも

    ついに知的ツールとして使えるようになったEvernoteのノート間リンク機能
  • マインドマップに対してもっていた3つの決定的な誤解

    我流のマインドマップはもうやめようと思いました。 先週末は佐々木さんのマインドハック研究会に続き、mindmap.jp の伊藤さんによる「マインドマップ基礎講座」を受講していたのですが、連日の睡眠不足が吹っ飛ぶくらいに楽しく、発見続きのセミナーになりました。 いままで私はマインドマップについてきちんと原典にさかのぼらずに真似ている部分が多かったのですが、マインドマップの公認インストラクターである伊藤さんから直接その実践方法を手ほどきしてもらうのは目からうろこが落ちる体験となりました。 というのも、マインドマップについて自分がさまざまな誤解を抱いていたということがセミナーを通して明らかになったからです。 いくつもありますが、一番自分の頭のなかでカチッとなにかが嵌る気がした3つの誤解していた点についてまとめておきます。 舌足らずかもしれませんし、必ずしもマインドマップの理論からみて正確でないか

    マインドマップに対してもっていた3つの決定的な誤解
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