長崎大学は9日、「5-ALA」という天然のアミノ酸が新型コロナへの感染を抑制する事が判明したと発表しました。なぜアミノ酸がコロナに効くのか?その鍵は長崎大学が長年に渡って研究を続けている感染症、「マラリア」との「ある共通点」にありました。 「5ーアミノレブリン酸」、通称「5-ALA」は36億年前の原始地球で生まれ、生命の誕生にも関わったと考えられている「命の根源物質」です。発酵食品や緑黄色野菜などに多く含まれ、私達の体の中でも日々生み出されていますが、体内での生産量は17歳頃をピークに減少します。 長崎大学熱帯医学グローバルヘルス研究科の北潔教授のチームは「5-ALA」を新型コロナウイルスに感染させた人の細胞に投与した結果、一定量以上でウイルスの増殖を完全に阻害することを確認しました。 (長崎大学熱帯医学グローバルヘルス研究科・北潔教授) 「研究者でもなかなか・・・なんで効くんだ?とか(言