シナモンは、クスノキ科ニッケイ属の樹木の樹皮から採られる香辛料です。 世界最古の香辛料の一つともいわれ、聖書にも古代エジプト王国で使用されていたという記述があったり、アーユルベーダでも循環器の強化などに使用されていました。 シナモンには、シナモンが採れる木の樹皮をはぎとって乾燥させた「スティック」と粉末にした「パウダー」があり、パンやスイーツ、肉料理や煮込み料理、スープの風味付けなど、今では世界のさまざまな家庭料理で使われています。 日本に伝わったのは8世紀ごろ、中国から生薬としてもたらされました。 シナモンは、日本ではニッキとも呼ばれていますが、厳密にいうと違う種類のものになります。 また、日本ではあまり見かけませんが、葉もお茶にしたり料理に使ったりでき、樹皮とはまた違った爽やかで甘い香りが好まれています。 シナモンとニッキの違い 一般的には、「シナモン(cinnamon)」は英語の呼び