TBS報道番組の人気キャスターとして名を馳せた後、2010年10月から2012年10月まで内閣官房の審議官を務め、現在は市民メディアアドバイザーとして活躍する下村健一氏と、JBpressで市民参加のコラムを連載する鎌田華乃子氏の対談が、去る6月4日に行われた。 会場には市民の草の根活動に関心を抱く参加者が集まり、オバマ大統領の選挙アドバイザ―でもあったハーバード・ケネディ・スクールのマーシャル・ガンツ教授による「コミュニティーオーガナイズ」の手法に関し、熱心な質疑応答も行われた。本稿では、下村氏と鎌田氏の対談内容をダイジェストでお伝えする。 「こうすれば社会を変えられる」と知ることが第一歩 下村 鎌田さんがコミュニティーオーガナイズを学んでいると聞いて、これは今後の日本にとって重要なひとつのキーワードだと思いました。まずはコミュニティーオーガナイズとはいったい何なのかについて教えてもらえま
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