スルガ銀行が2019年3月期3Q(2018年4~12月)決算を発表しました。 シェアハウス向け融資に端を発したスルガ銀行の状況はどのようになっているのでしょうか。 今回はスルガ銀行の決算について重要なポイントに絞って見ていきましょう。 決算概要 資金繰り問題 所見 決算概要 まずはスルガ銀行の決算の概要をおさえておきましょう。 以下は日経新聞の記事です。以下引用します。 スルガ銀行の18年4~12月期、最終損益961億円の赤字 2019年2月14日 日経新聞 スルガ銀行が14日に発表した2018年4~12月期の連結決算は、最終損益が961億円の赤字(前年同期は347億円の黒字)となった。経常収益は前年同期比7.3%減の1090億円、経常損益は789億円の赤字(前年同期は506億円の黒字)だった。 経営成績について、経常収益は、貸出金利息の減少による資金運用収益の減少等により、前年同期から減
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