どうも。takaです。今回は作家、重松清氏の作品「青い鳥」の感想について書いていきます。 青い鳥 (新潮文庫) 孤立ぎみの生徒へ歩み寄る教師 私が学生の頃、教師を見ていて思ったことは、教師が注意するのは騒がしい生徒ばかりで、そういった人達にしか目がいっていないんだなということです。 この作品の主人公である村内先生という教師は、仲の良い人が居らずに孤立している生徒、苦しい過去を抱えている生徒等のもとに現れ、喋り方は変ですが、誠実に向き合い、自分はその生徒の味方であるという心構えで接していき、そんな村内先生と関わっていく中でその生徒達は村内先生と出会う前よりも前を向いて生きるようになっていきます。 学校教育において教師は他人に心を開くことが苦手な生徒に注目すべき 私も学生の頃は一人でいることが多く、特に中学生の頃は他の生徒に「友達のいない奴」といったことを言われ、内心すごい憤りを感じていました