Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)のレポートによると、地球近傍小惑星「2005 YU55」は11月8日、月よりも近く、地球からわずか32万4600kmの距離まで接近するという。 「2005 YU55」は丸い球状で、直径約400メートルの小惑星。これまでの観測で、表面は暗く、約18時間の周期で自転していることが分かっている。NASAは「2005 YU55」を「潜在的脅威となる天体(PHO)」に分類しているが、今後100年間は地球に衝突する恐れはないとしている。 また、今回の接近に伴い、NASAは11月4日、カリフォルニアのディープスペースネットワークのパラボラアンテナなどを使って追跡観測を行い、形や地形、軌道などを調査する予定だという。 写真=NASA。 ■NASA in Final Preparations for Nov. 8 Asteroid Flyby