日立製作所および日立グローバルストレージテクノロジーズ(HGST)は2月23日、情報処理学会から、日立が開発・製造に携わった製品4点について、「情報処理技術遺産」の認定を受けたことを発表した。 同遺産は、日本のコンピュータ技術発達史上、重要なコンピュータ技術や製品など、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ歴史的文物の保存と活用を図るため、情報処理学会が制定したもの。 今回認定を受けたものは、日立製作所エンタープライズサーバ事業部が所有する大型汎用コンピュータ「HITAC 5020」、HGST所有の磁気ディスク駆動装置「H-8564」、東京農工大学共生科学研究部先端情報科学部門が所有するミニコンピュータ「HITAC 10」、東日本旅客鉄道が所有する座席予約システム「MARS-1」の4点となっている。 HITAC 5020は、科学技術計算を主な目的として1964年に開発された国産初の大型汎