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記者のつぶやきに関するTensorのブックマーク (7)

  • 新しいことをしよう

    皆さんは「Hadoop」をご存じでしょうか。Googleの大規模分散処理技術を模したオープンソースソフトウエアで、安価なPCサーバーを連ねて数テラ~数ペタバイトのデータを解析できます。既に米国では、米Visaや米JPMorgan Chaseのような大手金融機関もHadoopを大規模に利用し始めています。2009年11月には日にも「Hadoopユーザー会」が発足しました。 記者は2009年11月16日に開催された「Hadoop Conference Japan 2009」で、「データセンター視点で考えてみるHadoop」という簡単なスピーチをさせてもらいました。その内容が意外に好評だったので、欄でスピーチを「誌面再現」してみたいと思います。なお、同イベントの他の発表については、記者が執筆した記事をご覧ください(関連記事:分散処理ソフト「Hadoop」のユーザー会が日で発足、企業の導入が

    新しいことをしよう
  • 中村修二の怒りの矛先

    中村修二教授は、やはり吼えていた。久しぶりにお会いしたのだが、日というか日的システムというか、そんなものに対する不満は一向に解消されていないらしい。 いつまでたってもよくならない技術者の処遇、「みなそうなんだからいいじゃない」と一向にその改善に乗り出す気配を見せない企業の姿勢、その低評価に甘んじる技術者たち、技術者が自立しにくいビジネス環境・・・。まあ、いつもの主張ではあるのだが、何度聞いてもつい引き込まれてしまうのは口舌の熱さゆえか。そんななかで、改めて考えさせられることがあった。「日は差別国家である」という主張で、以前からよく話されていることなのではあるが。 差別と聞いて多くの人がぱっと思い浮かべるのは、人種や性差、ハンディを持つ人に対するそれであろう。けどそれらに関しては、さすがに徐々にではあっても改善しつつあるのではないかという。では何が問題か。その典型例として彼が指摘したの

    中村修二の怒りの矛先
  • ミスを指摘されて

    ミスを指摘されることがある。 大きなミスをしたとき,それはショックである。例えば記事を作る仕事なら,事実誤認,ひどいミスリードなどがそうだ。ミスを防ぐため,査読の仕組みなどがあるが,それをすり抜けることはある。そういうときは,事実をしっかり確認して,確実に修正・訂正する。 修正を終えると,ちょっと落ち着く。そしてミスを指摘してくれた人に感謝を伝える。次に,なぜ気付かなかったか,原因はなんだったのか,そんなことを考える。無知が原因なら知識を蓄えるし,環境や工程に問題があれば改善を試みる。とはいえ,忙しさをいいわけに,なにも改善しないこともある。これはよくない。 小さなミスのとき,修正はすぐに終わる。そして,指摘してくれた人に感謝する。自分がミスをしたにもかかわらず,なぜかよい気分である。自分の成果物の品質が上がったことはうれしいし,それに協力してくれる仲間の存在も頼もしい。 ミスが,誰からも

    ミスを指摘されて
  • プログラマの皆さん,元気の源はなんですか?

    Windows 7ベータ版,Google App Engineプレビュー版,Visual Studio 2008 SP1,Ruby 1.9.1,Windows Azureプレビュー版――。いずれも,この1年ほどの間に登場したOSや開発環境,プログラミング言語である。記憶に強く残っているものだけを挙げてみたが,比較的変化が少ないと言われるプログラム業界においても,この1年ほどの間に,プログラマをめぐる環境は少なからず変化している。 筆者はこの1年,日経ソフトウエアの誌面で提供してきた様々な企画を通じて,たくさんの新しい経験をさせてもらった。例えば,それまでわず嫌いをしてきたVisual C#の入門特集「3日でわかるC#」を手がけたり,オープンソースのリレーショナル・データベース管理システムを一から取り上げた特集「必ずわかる!データベース」をまとめたりした。 前者の例では,Visual C#

    プログラマの皆さん,元気の源はなんですか?
  • プロマネになりたくないって本当?

    ITエンジニアにとって,「プロマジェクト・マネージャ(プロマネ)」は,魅力的な職種なのだろうか。プロマネは,システム開発プロジェクトにかかわる人・モノ・金を動かし,プロジェクトを成功に導く重要な仕事だ。さまざまなIT職種の中で,「花形」といえる職種…のはずである。 最近,スミセイ情報システムの小浜耕己氏(PMO部 統括マネージャー)と,プロマネの仕事について議論する機会があった。小浜氏は,筆者が所属する日経SYSTEMSでのプロマネ連載の著者である。この連載とは別に,プロマネの初心者,あるいはこれからプロマネを目指す人に向けた記事企画を相談していたとき,「そもそも若いITエンジニアは,プロマネになりたいのか」という話になった。 実は小浜氏の会社では最近,「プロマネになりたくないという若手が増えているのではないか」という問題意識が高まっているという。実際に若手プロマネを集め,プロマネという職

    プロマネになりたくないって本当?
  • 「学生のころ,もっと勉強しておけばよかった」

    「学生のころ,もっと勉強しておけばよかった」---。あなたは社会人になってから何度このせりふをつぶやいただろうか。このせりふには,学生時代の怠惰への反省だけでなく,「将来仕事で必要だと分かっていたら勉強しておいたのに…」という悔しさも込められているように思う。 「日の大学は,エンジニア教育を企業任せにしすぎている」。シスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラムのマネージャーであるシスコシステムズの長部謙司氏はこう話す。長部氏は,エンジニアを目指す学生は,学生のうちから様々な実務経験を積むことが大事だと考える。実務を通して自分の将来像を明確化することで,学生時代を有効な学習期間に当てられるのだという。「新入社員の教育に1年も2年も費やしていては,企業の競争力が弱まってしまう」(長部氏)。 シスコ・ネットワーキングアカデミー・プログラムは,ルーターやスイッチなどの実機を使ったネットワーク

    「学生のころ,もっと勉強しておけばよかった」
  • SE特有の「不合理な信念」がこころの病を招く?

    こころの病の治療法の一つに「認知行動療法」というカウンセリング手法がある。認知行動療法とは,不合理な信念や考え方を修正することで,感情や行動を改善していく治療法。これは,不合理な信念や考え方が悲観的な感情や行動につながる,という前提に立っている。 東京家政大学 人文学部 心理カウンセリング学科の福井至教授は,カウンセラーがこの認知行動療法を実施するときのツールとして,不合理な信念や考え方を修正するためのカード群を作成している(関連サイト)。例えば,不合理な信念を修正するためのカードには,「不合理な信念」「そう考えて得すること」「そう考えて損すること」「合理的な信念」が書かれている。次のようなイメージだ。 不合理な信念 たくさんの仕事を引き受けて立派にこなさなければならない。 そう考えて得すること たくさんの仕事を立派にこなす努力ができる。 責任感が強くなれる。 ・・・ そう考えて損すること

    SE特有の「不合理な信念」がこころの病を招く?
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