タグ

ITproとすごい現場に関するTensorのブックマーク (8)

  • 学ぶ場なくなった「基礎」 自分で勉強するしかない

    ある日ネットをぶらぶらと閲覧していて、「iPhone/iPadのOSが新バージョン、いよいよマルチタスク対応」というニュースを見つけた。筆者は反射的に「おっ!」と思い、関連ニュースをいくつか検索した。筆者が反応したのは「マルチタスク」という言葉に対してだ。iPhoneユーザーなので、バージョンアップの恩恵は受けられるのだが、それを思って反応したわけでない。瞬間的に、過去二十余年のOSの変遷が脳裏をよぎったのである。 新人の頃に最初に勉強した汎用機のOS。そのOSの仕組みとして、マルチタスクや仮想記憶などを学んでいたことが思い出された。ネットの検索を続け、色々と調べているうちに改めて認識したことは、「技術は大きく進化しているが、基的な部分はほとんど変わっていない」ということだ。 例えば仮想化の技術PCサーバーの世界では新しいのかもしれないが、汎用機の世界では数十年も前から利用されていた。

    学ぶ場なくなった「基礎」 自分で勉強するしかない
  • やっかいな敵は身内? 若手SEを悩ます先輩営業

    ベンダーのITエンジニアは,営業と組んで仕事をすることが多い。幅広い見識を持ち,リーダーシップに優れ,人間的にも懐の深い営業担当者と組みたいのは多くのITエンジニアが望むことだろう。そんな営業と組めば,顧客との間に問題が生じても任せられるので,安心して自分の仕事に取り組むことができる。また提案活動の「勝率」も上がり,提案書作成を技術面でサポートするITエンジニアのモチベーションも高まろうというものだ。 しかし逆に,相性の悪い営業や,自分の立場を勘違いしている営業と組まされると悲惨である。意地悪な顧客も手強いが,それ以上にやっかいな存在となる。ダメな営業に悩まされ,ストレスをためているITエンジニアは少なくない。大手SIベンダーの若手SE,A君から打ち明けられたケースを紹介しよう。 A君は,中堅のSE2人,3年先輩の営業B氏と同じチームに新たにアサインされた。B氏は気合とド根性というタイプで

    やっかいな敵は身内? 若手SEを悩ます先輩営業
  • [IT業界の弱者]つらい客先常駐 依頼は断れない

    次は,ユーザー企業に運用担当者として常駐するケースである。システム・インテグレータに所属する藤原康宏さん(仮名)は,あるユーザー企業の会計システム構築プロジェクトに参加した後,そのシステムの運用担当者としてユーザー企業に常駐し,1人で作業に当たっていた。 ある日,月次処理の準備をしていた藤原さんに,ユーザー企業の事業部長が声をかけた。「1時間後の経営会議に,会計データの資料を提出したい。作ってもらえないか」。飛び込みの作業依頼だった。依頼されたデータは帳票などには出力されておらず,データベースのデータをSQL文で参照して加工する必要がある。がんばれば1時間程度で資料を作れるが,その日は経理部署向けの月次処理を実行する日だった。月次処理を実行するには手作業の準備が必要で,事業部長の依頼を引き受けると,月次処理を決められた時間までに終えることができない。 藤原さんは,月次処理の準備があるので今

    [IT業界の弱者]つらい客先常駐 依頼は断れない
  • [IT業界の弱者]開発者に代わってユーザーに陳謝

    「いったん開発が終わってしまえば,後はすべて運用担当者の仕事」。そのように考えている開発担当者はいないだろうか。もし設計や開発で不備があれば,そうしたシステムを使わされるユーザーは不満を感じる。その不満は開発担当者がもたらしたものと言えるが,ユーザーから文句を言われるのはいつも運用担当者である。 大手製造業の情報システム部員である細川仁さん(仮名)は,運用チームに所属し,ヘルプデスクの責任者を務める。運用チームは設計にも開発にもかかわらないが,「ユーザーの声に耳を傾けてシステムの改善を提案する。それがヘルプデスク担当者の役割」と,この仕事に誇りを持つ。 そんな細川さんにとって忘れられないシステムがある。そのシステムの稼働直後は,ユーザーからの問い合わせは少なく静かな滑り出しだったが,稼働から3カ月を迎えると事態は急変。ヘルプデスクへの問い合わせが激増した。しかも,問い合わせ内容はほぼすべて

    [IT業界の弱者]開発者に代わってユーザーに陳謝
  • [IT業界の弱者]指導という名目で先輩が日々イジメ

    「もう限界です。会社を辞めさせてください」――。中堅システム・インテグレータの若手SEである中川良成さん(仮名)は,入社のとき世話になった人事担当役員に電話をかけ,涙で声を詰まらせながらこう訴えた。 「分かっている,あいつが原因だな。とにかく会って話そう」。人事担当役員の言葉に,救われた思いがした。あいつとは,中川さんの先輩社員であるC氏のことだった。 話は2年前にさかのぼる。新卒で入社した中川さんは研修を終えるとすぐに,ある金融業のN社に派遣された。勤務形態は客先常駐である。そのシステム・インテグレータからN社には,6人のSEが派遣されていた。6人はそれぞれ別のチームに属しており,上下関係もない。しかし20代ながら最も古株のC氏が,6人のリーダーを自認していた。先輩風を吹かせるC氏の態度に,ほかのメンバーはかかわらないようにしていたが,まだ事情が分からない中川さんは格好のターゲットになっ

    [IT業界の弱者]指導という名目で先輩が日々イジメ
  • すごい現場

    皆はどんな現場で,どんな仕事をしているのだろう。何に悩み,どうやって乗り越えているのだろう。プロの仕事とそうでない仕事の境目はどこにあるのだろう。システム開発や運用の現場を歩き,そこで見聞きした面白い話,感動的な話,すごい話を紹介します。 ・大企業からベンチャーまで ぼくはこんな現場を歩いてきた ・SEを潰した値引き 信頼も連帯感も消えた ・期限は明日――若手SEの気迫を見た ・寝不足のプレゼン ドリンク剤も効かず ・中国の開発現場もすごい 若き社長が率いる修羅場 ・オンラインダウン発生! あの日,何もできなかった ・建築設計事務所で見た 巨匠のすごいレビュー ・コンサル泣かせの現場 “小さな王国”の弊害 ・逝去した巨匠への追悼 感激したあの言葉 ・人の話を聞かない40代 あるコンサルの失敗 ・過ぎたるは及ばざるがごとし 作りすぎたRFPの悲劇 ・人間万事塞翁が馬 得難いレクチャーの裏事情

    すごい現場
  • [IT業界の弱者]社長の甘い見積もり 自分1人に責任転嫁

    2002年4月,プログラマの福山道雄さん(仮名)は,新しい技術や開発手法の導入に消極的だった中堅ソフトハウスでの仕事に限界を感じ,転職を決意した。転職先として選んだのは,当時社員4人のソフトハウスM社。以前に勤めていた中堅システム・インテグレータの先輩社員B氏が社長として立ち上げた会社である。 B社長とは特に親しくなかったが,福山さんにとってM社の仕事は魅力的だった。ある業務パッケージ・ソフトのメーカーから開発の請負業務が定常的に入っており,その仕事を通じてアジャイル開発を実践できるということだったからだ。実際に希望がかない,福山さんはM社で,プログラマとしての成長を実感しながら仕事に取り組んだ。エースのプログラマとして社内で頼りにされるのに,時間はかからなかった。 新人の教育指導で多忙を極める しかし1年後,事態が暗転する。きっかけは,B社長が拡大路線を打ち出したことだった。「社員を10

    [IT業界の弱者]社長の甘い見積もり 自分1人に責任転嫁
    Tensor
    Tensor 2009/03/12
    この場合、新卒新人も不幸になるから余計やっかい。
  • [IT業界の弱者]一度の“ミス”で人格を否定される

    「オマエは周りに迷惑をかけるだけだ」「うつ病だと?今休めないことぐらい分かるだろう」「オマエのせいで俺まで白い目で見られるんだよ。今度ヘマをしたらどうなるか分かってるだろうな」──。いずれも,システム構築・運用の現場で,上司(先輩)が部下(後輩)に浴びせた言葉である。 あなたは,怒りにまかせて部下の人格や存在を否定したり,暴力をふるったりする上司の下で働いたことがあるだろうか。多くの場合,上司の側に,むごいことをしている自覚は乏しい。それどころか,上司としての責任を果たしている,善意で叱咤激励している,と考えているケースさえ少なくない。 しかし部下にすれば,上司は立場が上。怒りをぶつけられたとき逃げ道はない。追い込まれ,心身に変調を来し,うつ病などの病気を発症する。そんな事態が多くの現場で起きている。 この問題を,一部の上司だけのものと考えないでほしい。予算縮小,人手不足,納期短縮と,プロ

    [IT業界の弱者]一度の“ミス”で人格を否定される
  • 1