「’13 年は2000万円くらい儲かりました。メインはユーロ/円なのですが、最初は猛烈な円安についていけず、115円までは収支がトントンでした。ただ、そこからは下落調整も挟みながらの円安だったので通常3~4円幅のレンジ幅を7円以上と広めに取って利益を出しました」 そう振り返るのは「くるくるワイド」手法の使い手である兼業トレーダーの魚屋氏だ。プレステ2などを売って作った8万円を元手にしてFXを始めたのが10年前。今やFXの利益で新築一戸建てを建てるまでになった。 「ちゃんと計算していないですが、累計利益は億超えしていると思います」 間違いなく猛者だ。では、魚屋氏が発案したくるくるワイドとは、どのような手法なのか。 「まず3~4円のレンジを決めて、レンジの底で7万通貨を買い、上昇に合わせて一定の幅で1000通貨ごとに細かく売り上げていく両建てです。売り上げる幅は、レンジの天井まで行ったときに買