AUKUSは本質的に「同盟以上」の枠組だと鶴岡路人・慶應大学准教授は指摘する。「先端研創発戦略研究オープンラボ(ROLES)」による動画配信チャンネル「ROLESCast」。10月6日収録の第4回は、「原潜の建造・運用の協力」を軸に深化して行くこの枠組みの核不拡散体制に与える影響などにも議論が及んだ。 *お二人の対談内容をもとに、編集・再構成を加えてあります。 第一印象は「よくやるな」 池内 オーストラリア、英国、米国が突如として9月15日にAUKUSと呼ばれているものを発表しました。今回は「AUKUSの衝撃」というテーマで、この問題の専門家である慶應義塾大学の鶴岡路人先生をゲストにお迎えしました。 まずAUKUSが発表された時の第一印象はどういったものだったのでしょうか。 鶴岡 最初に聞いた時に「よくやるな」というのが第一印象でした。原子力潜水艦の技術は機微なので、それを供与するというの
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