民主党東京都連(会長・松原仁国対委員長)は7日、常任幹事会を国会内で開き、都知事選の対応を松原氏に一任することを決めた。独自候補の擁立を探ってきたものの困難な情勢になり、舛添氏を支援すべきだとの声が強まっている。一方、日本維新の会の石原慎太郎共同代表は、田母神俊雄氏の出馬会見に同席し、支持を表明したが、橋下徹共同代表は「党としては応援しない」と説明。同日の執行役員会で、自主投票とする方針を決めた。 民主党関係者によると、同党は候補者選定にあたって細川護熙元首相、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏、キャスターの村尾信尚氏らに接触したが、いずれも固辞されていた。こうした状況も踏まえ、松原氏は7日の常任幹事会後、記者団に「舛添氏は候補にふさわしい(条件の)6項目をクリアしている人物だと会合で話した」と説明した。【影山哲也、阿部亮介、重石岳史】 ◇維新は自主投票 一方、日本維新の会は7日の執行役員