写真1●専門家が重要文書を分類するパターンをプログラムが学習して、そのパターンを元に他の文書の重要性を判別する 国際訴訟支援サービスを手掛けるUBICは2013年9月6日、犯罪捜査などのために電子データを収集・解析するのに使用するフォレンジックソフトウエアの新版「Lit i View Xaminer(リット・アイ・ビュー・エグザミナー)」を発表した。専門家が重要文書を分類するパターンをプログラムが学習することで、プログラムが重要文書を自動的に判別できるようにした。 従来のフォレンジックソフトは、キーワード検索などで調査対象とする文書を絞り込むもので、文書の重要性そのものは人間が判断していた。Lit i View Xaminerではまず、弁護士などの専門家が重要文書を分類した結果(教師データ)をプログラムが学習する。プログラムは、重要な文書とそうでない文書に含まれる単語に重み付けをし、その重