Appleは、App Storeに提出するアプリに対して実施するとしていた「App Transport Security(ATS)」有効化の義務付けを延期すると発表した。ATSはセキュリティ強化を目的に「iOS 9」と「OS X v10.11」で導入された機能で、当初は2017年1月1日までにすべての「iOS」アプリに対して対応を求めるとしていた。Appleが米国時間12月21日に開発者向けサイトに掲載した情報によると、移行の「準備のための追加の時間」を設けることから、この期限を延期すると説明している。 ATSはiOSとOS Xに導入されている機能で、アプリケーションがHTTP接続経由でリソースを読み込まないようにするためのものだ。HTTP接続は安全ではなく、攻撃者から傍受される可能性がある。ATSは、安全な通信のためのプロトコルであるHTTPSを経由してリソースを読み込むものだ。

