「チープカシオ」の組立を自動化、国内回帰を低コスト実現したカシオのモノづくり:シリーズ「モノづくりの現場から」(カシオ計算機 山形カシオ)(1/2 ページ) カシオが低価格時計「チープカシオ」の生産を、国内で自動化する。基本的に腕時計はデザインバリエーションの多さなどから生産自動化に向かない製品であるが、あえてカシオは自動化に踏み切った。その理由と手法を紹介する。 腕時計の生産ライン自動化、2018年内に本格稼働 カシオ計算機がロングセラーデジタル腕時計の生産を、国内工場にて全自動化する。山形カシオ(山形県東根市)に新造した自動生産ラインは1日5000個の生産能力を有しており、2018年内に本格的な自動生産を開始する予定だ(関連記事:山形カシオで“チープカシオ”の自動組み立てラインが稼働、生産効率が約3倍に)。現在は、日本、中国、タイの生産拠点で手作業による生産が行われている。 対象になる
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