本島等(前長崎市長)は広島への原爆投下は当たり前であったと発言して議論を呼びました。しかしその発言の真意はどうもわざとねじ曲げられて受け止められているように思えます。それを確認するため、以降に本島氏の原爆に関する発言をいくつか掲載します。 最初は原爆ドームの世界遺産登録を批判した「広島よ、おごるなかれ」(1997年)です。これは広島平和研究所の雑誌「平和教育研究」VOL.24(1997.4)に掲載されたものです。(日本原爆論大系第7巻 日本図書センター 1999に収録) ========================= 「広島よ、おごるなかれ―原爆ドームの世界遺産化に思う」 本島等(前長崎市長) 平和教育研究(24)(1997.4) 1.中国、米国に認められなかった原爆ドームの世界遺産登録 メキシコ、メリダで開かれた世界遺産委員会で、日本が推薦した「広島原爆ドーム」が世界遺産に登録される
![広島よ、おごるなかれ 本島等(1997年) - 原爆と戦争責任](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df3a50c14b465108d37d0f484920317dd74971fb/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fu.xgoo.jp%2Fimg%2Fsns%2Fblog.png)