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翻訳と医療人類学に関するTomosugiのブックマーク (1)

  • 病いと疾病、および病気(Illness and Disease, and also Sickness)

    医療人類学の教科書には、ふつうの人たちが理解し、感じている病気の概念や経験を「病い・やまい」(illness)とよび、医療の専門家—— とくに医師ないしは彼/彼女らが依拠する生物医学(biomedicine)——が定義する病者への診断のことを「疾病・しっぺい」(disease)と 呼ぶと書いてある。 このように病気(sickness)に関する全体的な経験を、病いと疾病(時に疾患と訳すこともある)に分けることは、とりわけ、医療の専門家 にとっては、病人やその家族の経験や理解について配慮させる意味で、きわめて重要な指摘である。 このような二分法は、医学哲学者(現在はバイオエシスト)であるH・トリストラム・エンゲルハート, Jr.(1974)が、医療を説明モデル(Explanatory models)という解釈図式で説明しようとしたときに論理的に引き出されるものとして指摘構想されていた。しかし、

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