KDDIは7月28日、auのエリア、通信品質の向上に向けた取り組みについて説明した。説明会では、KDDI モバイルネットワーク開発本部長の湯本敏彦氏が登壇した。 湯本氏は、KDDIが2007年に実施した顧客満足度調査の結果から、ユーザーは自宅や駅での携帯電話の電波状況に不満を持っていると説明。これらの課題を解決するために実施した施策として、エリア対策、インフラ対策、移動機対策を挙げた。 エリア、インフラ対策では、個人宅の電波状況を改善する取り組みとして、2009年6月に電波調査サービス「みんなでつくろう!auエリア」を開始した。訪問調査の結果を元に「auレピータ」や「auフェムトセル」(7月より受付開始)を自宅に設置し電波状況を改善する。「auレピータ」は、電波が届きにくい室内に屋外の電波を引き込み増幅させる電波改善ツール。「auフェムトセル」は、自宅内に小さな範囲の携帯電話の通話エリアを
![自宅や駅での不満を改善--KDDIがエリア、通信品質向上に向けた取り組みを説明](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)