『週刊文春』(4月21日号)は「東京電力『福島第一原発』の反乱」と相変わらず東京電力批判を繰り返しているし、『週刊現代』(4/23)は「放射能汚染列島『20年後の発病』その危険性」などと原発、放射能の恐怖を煽(あお)るような記事ばっかり。 もう少し冷静な報道を望みたい。 先週も書いたが、『週刊ポスト』が今週(4/22)も抑制の効いた報道ぶりで際立っている。 「『煽りメディア』の非科学、無知は放置できない 原発と放射能『過激な嘘』が暴走する」と『現代』などを真っ向から批判。 4つの重大疑問に答えている。(1)が「福島第一原発は『核爆発』を起こすのか」。 結論だけ言うと「再臨界」はまず起きないし〈再臨界が起きたケースでも、多くの「煽り報道」がいうような「核爆発」はまずない〉という。 東芝原子力事業部で30年にわたり設計や安全解析に従事した吉岡律夫氏の解説。 〈再臨界が起きない限り、原子炉温度は