民主党の「戦略的な日韓関係を築く議員の会」(会長・前原誠司前外相)が25日から3日間、韓国を訪問して韓国議員らと交流を深める計画であることが11日、分かった。入国は認められる見通しで、島根県・竹島に近い韓国・鬱陵(ウルルン)島を視察しようとした自民党議員3人が今月1日に入国拒否されて以降、複数の国会議員が訪韓するのは初めて。 訪韓には前原氏のほか、長島昭久前防衛政務官や田村謙治衆院議員ら約10人が同行する見込み。菅直人首相の退陣や民主党代表選の日程と重なる可能性があることから、訪韓がずれ込む場合もある。 同会のほかにも、超党派の「日韓議員連盟」(会長・渡部恒三民主党最高顧問)も9月2日から4日にかけて訪韓。滞在中に李明博大統領を表敬訪問し、韓国側の議員との交流を図ることを予定している。