帯にはLNG船の写真と「日の丸」のような赤丸。その赤丸の中には「HONZ成毛眞氏大興奮!」と白抜き文字。そりゃあ間違いなく面白そうだと、書店で慌てて買ってみた。 なんてことはなくて、きっちりとゲラを読みこんだ上で、帯文の一助としていただいた。まさにこれを読まずに日本の未来は語れないと考えたからだ。著者は三井物産でエネルギー関連事業に携わってきた岩瀬昇さんだ。あとがきを読んで気づいたのだが、ライフネット生命の岩瀬大輔社長のお父上らしい。 帯裏には「エネルギー界の池上彰さん誕生!」とある。まさに読み込んでいる途中からそう感じていた本だ。シェールガスや石油の現状は、専門的、技術的、国際政治的、流動的であり、理解しにくいことの筆頭なのだが、これまでそれを丁寧に説明してくれる本はなかった。 アメリカで起こっているシェールガス革命のインパクトは知っているつもりだった。世界最大のエネルギー消費国であるア
このところ自分の目標について考えていました。 なんとなくですが、目標のようなことも見えてきました。まだ、完全にではないですが。 そうなってくると、気になるのが、時間を有効に使いたいということです。 その前からも、時間を有効に使いたいと思っていましたが、目標のようなものが見えてくると、さらにそう思います。 というわけで、こちらの『レバレッジ時間術』を読み返しました。 レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書) 作者: 本田直之 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2007/05 メディア: 新書 購入: 18人 クリック: 485回 この商品を含むブログ (310件) を見る 時間術について、時間も投資だという考え方について書かれている本です。 私が気になったところを紹介しつつ、考えたことなどを書いてみます。 成果はスケジューリングで決まる これは、第二章のタイト
時給1000円や1500円を出してもアルバイトがなかなか集まらないと言われている外食産業において、とりわけ離職率の低さで知られているスターバックス。『就職四季報』(東洋経済新報社)によると、最近のデータは4.8%とかなり低い数字です。 スターバックスコーヒージャパンに12年間勤め、店舗ヒューマンリソース部長、人事サービス部部長に着任した目黒勝道氏の近著『感動経験でお客様の心をギュッとつかむ!スターバックスの教え』(朝日新聞出版)によると、同社では、本社の正社員も店舗のアルバイトも、さらにはストアマネージャーも社長も「パートナー」と呼び合うことで、すべての人が対等な立場であり、垣根がないと示しているといいます。 父親が、低賃金の仕事に就き、不当な扱いを受けていたことに起因し、同社創業者のハワード・シュルツ氏は「社員を歯車のように扱いたくない」「社員には誇りを持って働いてもらいたい」という願い
人工知能技術の新潮流「ディープラーニング」が、物体認識を筆頭に音声認識、自然言語解析、医薬品候補の探索などで、他の技術を圧倒する性能を示している。ディープラーニングは、コンピュータ科学の最新の成果であると同時に、コンピュータを劇的に省電力化する新アーキテクチャの実現や、脳が人間に知性をもたらす秘密の解明につながる可能性がある。 「コンテスト初出場で、米グーグルのチームがここまで他を圧倒するとは…」。ある人工知能の研究者は驚きを隠さなかった。 2014年8月、コンピュータによる物体認識の精度を競う国際コンテスト「ILSVRC(ImageNet Large Scale Visual Recognition Challenge)」の最新結果が公開された。 ILSVRCは、飛行機や人、ピアノなど様々なものが映っている写真データから、コンピュータに「何が映っているか」を検出・識別させる、人工知能のコ
「時間がない」から、なんでもできる!感想 「時間がない」から、なんでもできる! 作者: 吉田穂波 出版社/メーカー: サンマーク出版 発売日: 2013/11/01 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る こちらでも書きましたが、時間をどう作るか?をまた考えています。 というのは、もう少し余裕を作るというか、時間を有効に使えるようにしたいと思っているからです。 アウトプットには、まとまった時間が必要 インプットの時間と違って、アウトプットはそれなりの時間が必要です。 インプットは細切れ時間でもできるのですが、アウトプットは細切れ時間だとちょっと足りません。 それなりにまとまった時間が必要です。 朝か?夜か? そうなると、朝の時間か、夜の時間に、1,2時間時間を作ると良いのでしょう。 もしくは、休日にまとめて時間を作るか。 まとまった時間をどう作るか。 ここがポイントになりそ
書店の新書コーナーに陳列されていた『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学 』が気になったので読んだ。本書は、人間や動物をサイズの観点で比較し、生物に隠されているパターンを解き明かそうとする。 こちらは発見されたパターンの一部。 動物の時間は体重の1/4乗に比例する。走るスピード、息継ぎの時間、心臓の鼓動間隔、寿命など、動物は大きくなるほど時間が長くなり、小さくなるほど短くなる。 息を吸って吐く間に、心臓は4回鼓動する。動物の心臓が鼓動する回数は、一生で20億回程度。 島の法則。島の動物は捕食者が少ないため、大きいものは小さくなり、小さいものは大きくなる。 エネルギーの消費量と食べる量は、体重の3/4乗に比例する。体重が2倍になっても、エネルギーの消費量は1.68倍にしかならない。 大きさが違っても細胞のサイズは同じ。動物の細胞は10ミクロンで、植物は50ミクロン。 これ以外にも、植物が
趣味としてカメラを始めて2年以上経ちました。何を撮ってもとにかく楽しかった始めたばかりの頃。少しばかり経験が増えてくると、悩みも比例して増えていきました。 撮りたいものがわからなくなったり、イメージ通りに撮ることができなかったり。壁にぶつかることも多々ありますが、それでも写真をやめないのは、やっぱり撮ることが楽しくて仕方ないから。 写真をたくさん撮影してきた中で学べたこと この2年、写真を撮影してきた中で学んだこと、もっと上達するために必要だと感じたことがたくさんあります。まだまだ知識も技術も経験も浅い私ですが、この2年間で学べたことを振り返ってみました。 撮影前の準備を怠ってはいけないバッテリーの充電は当たり前として、容量いっぱいで撮れない!何てことがないようにSDカードをフォーマットしたり、レンズの汚れを掃除、ピクチャーコントロールの設定などなど。万全の状態で撮影に臨めるように準備は徹
「忙しいという言い訳を覚えた」なんて広告コピーを先日、電車で見ました。そう、毎日誰だって忙しい。でも、新しいことを覚えたり、興味を広げたりするのが「今日よりも明日をもっと良くするコツ」なのも、誰だって実感できることのはずです。 そこで紹介するのが、忙しい中でも生まれるスキマ時間の活用にフォーカスした、スマートフォンやタブレットで使える暗記帳アプリ『zuknow』(iOS/Android)。ザックリ言うと、記事冒頭の画像にあるようなリング式の暗記カードを、デジタル化して使えるアプリです。公式が用意している『TOEIC(R)presents English Upgrader フレーズ集』『使える英語フレーズ1 「プラダを着た悪魔」』といった英語学習コンテンツだけでなく、手軽にオリジナルの暗記帳をつくることもでき、それを友達など他のzuknowユーザーともシェアできます。1つの暗記帳にはカードを
オムロンは10月2日、LEDと透明なプレートを使うことで、3D画像の空間投影を可能にする「透明プレート型空間投影技術」を世界で初めて実現したと発表した。LED1個とプレート1枚で空間投影が可能で、従来のような大がかりな装置が不要という。ガラスなどに貼り付けて投影することも可能で、看板の3D表示や駅の案内表示の立体化、ジェスチャー入力機器での活用など、幅広い用途が考えられるという。 LEDの光を透明なプレートやシートから出射させ、3Dの静止映像を空間に投影する。3Dによる奥行きのある表示ができ、実空間の物体との重ね合わせも可能。ディスプレイが透明なため、映像の空間浮遊感がそこなわれず、視界が妨げられないとしている。プレートの手前と向こう側の両方に投影が可能な上、複数枚重ねることで切り替え表示やカラー表示、アニメーションなど高度な表示もできるという。 どこにでも設置できるのが特徴で、ガラスに貼
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