健康水泳教室での感染も心配 新型インフルエンザについて国のワクチン接種方針が正式に決まったが、「基礎疾患がある人」として優先接種の対象となったぜんそく患者からはなお、不安の声が上がっている。横浜市でぜんそくの男児(12)が先月死亡するなど、重症化する例が目立つからだ。持病のある入院患者の約6割は呼吸器系疾患とされ、ぜんそく児の健康作りのための水泳教室など自治体の事業も、集団感染を考慮し、継続か中止かで対応が割れている。専門家は「さらなる情報提供が重要」と指摘している。 「集団感染は怖いですが、この教室に来て健康を取り戻した子は大勢いる」。東京都江戸川区主催の「風の子水泳教室」で指導するローマ五輪競泳銅メダリスト・竹宇治聡子さん(67)はそう語る。毎週50人以上のぜんそく児が、医師と看護師が待機する中、体力作りに取り組んでいる。 同区では9月以降、水泳教室の送り迎えの保護者にマスク着用を奨励
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