赤ちゃんは授乳の時、気道と食道が区別されていますので、鼻で呼吸をしながら口で母乳を吸い続ける事ができます。しかし、誕生から1年位すると、気道と食道の区別がなくなり、それと並行して言葉をしゃべる能力が身につきますが、そうすると口からも呼吸できる事を発見し、習慣化する事でヒトは口呼吸をする害が出てきます。 そこで、口呼吸の習慣化を防止するために、おしゃぶりを与えて鼻呼吸の習慣を身につけさせます。おしゃぶりをくわえると、舌がさかんに動きますので、アゴの発達、歯並びの正常化、飲み込む筋肉や表情筋の発達さらには口の筋肉の発達により言葉の発音もよくなります。 この様な効果があるにも係わらず、多くのお母さんは1歳を過ぎると自立心を育てるためと称して、おしゃぶりを止め万病の元となる口呼吸の習慣化を助長しているのが現状です。口呼吸が習慣化するとなかなか鼻呼吸への矯正は難しく、出来れば4歳位までおしゃぶりを使