風邪かと思っていたら実はカビに対するアレルギー反応による炎症で特に多い夏型過敏性肺炎というあまり知られていない病気があります。 この病気はカビの胞子(トリコスポロン)を吸い込むことで起こり梅雨の時期から増えて10月位に治まる身近な病気で夏の間だけ咳が出たり息苦しくなり38度以上の高熱が出ます。そして旅行などで自宅を離れたり、特定の部屋から出ると症状が軽くなる特徴があります。 原因は高温多湿下でのトリコスポロンというカビで、以前は通気性の悪い押し入れや空き部屋などが温床になることが多かったのですが、現在最も多いのはフィルター掃除をしていないエアコンです。エアコンの風と一緒にカビが室内にばら撒かれ、それを吸うことで発症します。 しかし、カビ自体が人間に感染して肺炎になる訳ではありませんので、カビが無くなると症状は良くなります。 怖いのは自分がトリコスポロンのアレルギー体質である事を自覚せずに、
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