水銀は大型魚から多く摂取される : 糖鎖ブログ水銀（Hg)は水の約１３倍の比重があり体温計や血圧計の水銀柱として使用され、色は銀色で常温では唯一液体の金属です。 ところが、水銀は重金属（ふつう比重は４以上）であるにも係わらず、２５度以上になると簡単に気化する性質を有していますので大気中に拡散します。そして、気化した水銀は無臭なので私達は無意識のうちに呼吸器などから吸収しています。 実際、毛髪分析をしますと、例外なく全ての人から水銀が検出されますので水銀汚染は現実のものである事は簡単に確認できます。 水銀は、大気中に拡散する事で、土壌、地下水、河川、海などを汚染する事で体内に入りますが最も多い水銀の供給源は空気や水ではなく、魚介類、特に「食物連鎖による生物濃縮」の作用により外洋を泳ぎまわる大型魚（ex.マグロ、カツオ、サケ）です。 水溶性の無機水銀は吸収率は低いのですが体内に入ると多くは腎臓に蓄積し障害を発生させます。一方、脂溶性の有機
