中国北東部吉林(Jilin)省吉林に暮らす生後8か月の赤ちゃん(2007年12月4日撮影、資料写真)。(c)AFP 【2月14日 AFP】米国の肥満児の半数は2歳になる前から過体重になっているという調査報告が米医学誌「Clinical Pediatrics」に掲載された。研究した米国の医師らは、肥満度は幼年期から調べ始めるべきだと主張している。 この研究は子どもが過体重となる「転換期」がいつなのかを正確に割り出すことを目的に行われた。米バージニア(Virginia)州の2つの病院で治療を受けた2~20歳の患者の医療記録480件を調べ、5回の通院で毎回身長と体重を測定し、うち1回以上で過体重だった患者184人の記録を分析した。 この結果、過体重になる月齢の中央値は22か月だった。初回の通院時にすでに過体重だった子どもを含めると、過体重となる月齢の中央値は生後15か月だった。 「子どもの肥満が