塩野義製薬の手代木功社長は、2008年度決算説明会で会見し、現在米国で自社開発中の抗肥満薬「S‐2367」について、「今年2月に安全性と有効性が確認されたPIIb試験の解析結果を受けて、8~9月をメドにPIII及びその後の販売を行う提携企業を決定する」考えを示した。また、買収したサイエルについては、「米国における販売活動の年間スケジュールがうまく進んでいる」と語り、「満足している」との認識を示した。 手代木社長は、開発品の中で抗肥満薬以外にも、現在PIII段階(アジア共同試験)にある抗インフルエンザ薬「ペラミビル」に言及し、「A型及びB型インフルエンザウイルスに効果がある。また、タミフル耐性のインフルエンザウイルスにも期待できる」と説明。「今年中に国内承認申請を行いたい」とした。 昨年10月、米国での販売体制の整備と、自社開発品の価値向上を目的に買収したサイエルについては、「米国での販売ス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く