ユーザーに気付かれることなくパソコンを乗っ取り、攻撃者が自由に操作できるようにしてしまう――。こんな危険なウイルス「ボット」がインターネットを侵食している。 ボットはさまざまな経路からパソコンに侵入する。メールの添付ファイルとして送られてくることもあれば、便利なソフトに見せかけてWebサイトに置かれていることもある。ぜい弱性が存在するパソコンでは、悪質なサイトにアクセスするだけで、ボットを仕込まれる恐れもある。 ボットに感染したパソコンは、「ボットネット」と呼ばれるグループを形成。ある攻撃者がばらまいたボットは、その攻撃者だけが自由に操作できるボットネットを形成するように、プログラムされている。 攻撃者からの命令は「中継サーバー」を経由して、ボットネット全体に送信。この命令に従って、感染パソコンは協調して動く。例えば、迷惑メールを送信したり、データを大量送信するDDoS攻撃を仕掛けたりする
今回のテーマは「60、70歳代におけるパソコン利用とセキュリティに関する調査」。 ここ数年、巧妙化するコンピュータウイルスやフィッシング詐欺。「ウイルス対策ソフトの適切な運用」や「詐欺などの手法に関して知識を有すること」で、被害を受けるリスクを低減することができるといわれている。今回、60、70歳代のパソコン利用者に対し、「ウイルス対策ソフトの利用状況」や「セキュリティに関する知識」といった項目について調査を行い、60、70歳代におけるパソコン利用とセキュリティに関する現況について明らかにした。 今回の調査は12月6日〜7日に行い、60、70歳代の男女613人(年代:60歳代73.6%、70歳代26.4% gooリサーチモニター)から回答を得た。 回答者全員に対して、「コンピュータウイルス」「フィッシング詐欺」「ワンクリック詐欺」の3つの用語の理解について確認した。「コンピュータウイルス」
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