マカフィーラボの Advanced Threat Research チームでは、Windows 10のプラットフォームを調査しており、いくつかの脆弱性を既に報告し、マイクロソフト社に私たちの調査結果を開示してきました。報告した一例としては6/12(US時間)に投稿したWindows10とコルタナの脆弱性についてのブログ記事をご覧ください。また開示については、脆弱性に関する情報開示方針をご参照ください。 2017年の初め、「情報漏洩の可能性につながる脆弱性」がWindows 10で報告されました。その方法は、現在のWindows 10のほとんどのビルドでは無効ですが、バリエーションは、Windows 10のいくつかのバージョン、特にRS1(RedStone 1)にはまだ有効のようです。 この問題は実行が簡単です。ローカル攻撃は、キーボードを使って可能で、Windowsのログイン画面(RDP:
ネットの安全 2018.1.19 最近発見されたAndroidスパイウェア「Skygofree」に関して、マカフィーのモバイルマルウェアリサーチチームがさらなる調査を行ったところ、このスパイウェアのターゲットは日本のユーザーである可能性が非常に高いことが判明しました。 1. スパイウェアの概要 「Skygofree」と呼ばれるスパイウェアは、イタリアのある企業によって開発されたとされるスパイウェアであり、システムアップデートを装って端末にインストールされます。起動後アイコンをメニュー一覧から非表示にすることで、ユーザーによるアンインストールを回避しています。 ブログで紹介されている技術情報によると、このスパイウェアでは、C&Cサーバーの命令により、端末の位置情報を追跡したり、電話帳やSMS、通話履歴といったユーザー情報や端末情報を収集します。また、興味深い機能としては、端末ロックの解除後に
組織のセキュリティ対策 2016.9.27 最近の調査では、60秒間に333もの新種のマルウェアが出現していることがわかっています。この数はこの2年の間で約5倍になっています。特に近年はランサムウェアの数が劇的に増えており、実際に被害に遭ったり、対策に頭を悩ませている方が多いことでしょう。 (McAfee脅威レポート:2016年第1四半期) 新しいランサムウェアの数 出典:McAfee脅威レポート:2016年第1四半期 ランサムウェアとは、重要なファイルを暗号化し、身代金を要求する金銭目的の攻撃のことです。攻撃が成功しファイルが暗号化されると、「ファイルを復号化するには身代金を支払わなければいけない」というような脅迫メッセージが表示されます。仮想通貨の登場で身元を隠した金銭の授受が可能になったことや、ランサムウェアの作成や流通のためのツールが誰でも簡単に入手できることで加担する犯罪グループ
マカフィーリブセーフなど、マカフィー製品のセキュリティソフトがインストールされていると、OutlookやWindows Live メールでメールを受信したときに、メールの件名、差出人、内容が空白になる場合があります。 この現象については、マカフィー株式会社のホームページに掲載されています。 マカフィー株式会社 [ドキュメント ID: TS102461] Windows LiveメールやOutlookで受信したメールの件名や差出人、内容が空白になる事象について https://service.mcafee.com/webcenter/portal/cp/home/articleview?articleId=TS102461 これから受信するメールと今までに受信したメールで、対処方法が異なります。
AV-TESTはコンシューマー向けウイルス対策ソフト24製品と、企業向け8製品について、セキュリティ機能のASLRとDEP(データ実行防止)の利用状況を調べた。 ユーザーのシステムを攻撃から守ってくれるインターネットセキュリティ製品だが、そうした製品そのものはどの程度の自衛策を講じているのか――。セキュリティ製品の第三者評価機関AV-TESTが11月25日、主要ウイルス対策ソフトの自衛策を比較した検証結果を発表した。 AV-TESTの調査は2014年10月にコンシューマー向けウイルス対策ソフト24製品と、企業向け8製品を対象に実施。自衛機能のASLR(Address Space Layout Randomization=アドレス空間配置のランダム化)とDEP(データ実行防止)の利用状況について、32ビットと64ビットのファイルを使ってチェックした。 ASLRは脆弱性を突く攻撃を難しくする機
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