クライアントHyper-Vの使いこなし方などについては今後別記事で詳しく解説する。ここでは、Windows Virtual PCと比較した場合のWindows 8のHyper-Vの特長的な機能をいくつか解説しておく。 VHDX新仮想ファイル形式 従来のWindows OSおよび仮想環境では、VHDという仮想ファイル形式をずっと利用していたが、Windows 8/Windows Server 2012のHyper-Vでは新しくVHDXという仮想ファイル形式が導入されている(VHD形式も引き続きサポートされる)。VHD形式と比較すると、最大サイズの拡大や内部ブロック・サイズの拡大、データ構造の調整によるアクセス速度の向上、耐障害性の向上などの機能強化が図られている。
![第11回 クライアントHyper-V](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6e84fc6ab06f31b2e64248cbfc92fe06deb5bab5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_ait.gif)