印刷 関連トピックス地震地震の規模推定と津波警報 東日本大震災の本震(マグニチュード〈M〉9)の地震発生から約10分後に、地震の規模をM9と気象庁精密地震観測室(長野市松代町)が算出していたことがわかった。海外の地震の規模を計算するシステムで、本庁が津波警報などに使う仕組みにはなっていなかった。気象庁は巨大地震との判定の遅れが問題になったことから、精密地震観測室のデータを国内用にも使い始めた。 地震規模の推定は、津波警報を出すための基本情報。今回、地震発生約3分で本庁がM7.9と計算して岩手、福島で3メートル、宮城で6メートルの大津波警報を発表。30分後に沖合の全地球測位システム(GPS)波浪計で観測した津波から、それぞれ6メートル、10メートル以上に修正した。通信が途絶えて警報の修正が伝わらなかった地域もあり、早く正確な規模推定が課題になった。 世界の地震を監視する精密地震観測室は
の概要 「いま読む 震災前の警告」特集 東日本の広い範囲を襲った震災。過去に繰り返していた大地震は、我々に未来へ向けた警鐘を鳴らしている。いま改めて読む、3・11前に想定されていた被害、そしてそれは未来への警告でもある。
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