Vagrant Docker providerを使うと、Vagrant から Docker コンテナを起動できます。 VirtualBox と違いオーバーヘッドが少ないので、もりもり環境を量産できて便利です。 Docker image が元に環境が構築されるので、Vagrant Box と違いvagrant sshをするための設定を行う必要があります。 この記事では Vagrant Docker provider でvagrant sshができるまでの、最小のDockerfileとVagrantfileを紹介します。 Vagrantfile/Dockerfile まず次のようなVagrantfileを記述します。 Vagrant.configure("2") do |config| # SSHの認証情報 config.ssh.username = "vagrant" config.ssh.
2017年にもうコンテナの未来・一つのカタチはもう確定したと言え、今更感があるものの、改めてDockerとコンテナについて。 今更こんなことを書くのは、情報が溢れてくる今こそ、正しく理解し、正しい順序で学習することが重要だと切に思うから。 内容についてのお断り How Toはかきません あくまでも2018年時点の私見 目新しい情報はない、2016年頃に書けたレベル Dockerをこう使えとか、こうするのがいいとかの話ではなく、コンテナとDockerに関して大きな視点で現時点で私の考えを書きます。また、私自身はかなりのコンテナ推進派です。 Dockerをよくわかっている人には意味のない記事となります。 コンテナ(Docker)のメリット 何故コンテナがいいのか、コンテナをある程度の学習コストを払ってでもやる理由 コンテナとDocker コンテナ技術はDockerが生まれる前から存在する技術で
実行環境がVirtualBoxの場合にVagrantfileでゲストVMのCPU数を設定する方法。他。 環境 macOS Sierra Vagrant 1.9.7 VirtualBox 5.1.26 Vagrant.configure("2") do |config| config.vm.box = "centos/7" config.vm.synced_folder ".", "/vagrant", type: "virtualbox" config.vm.provider "virtualbox" do |vb| # 割り当てるメモリー(MB) vb.memory = 512 # CPUの数 vb.cpus = 1 # I/O APICの有効化 vb.customize ["modifyvm", :id, "--ioapic", "on"] end end
環境構成 ノートPC ホスト: Windows 10 ゲスト: Ubuntu 仮想マシン: VirtualBox + Vagrant 起きていること ノートパソコンの上で、 VirtualBox + Vagrant で ubuntu を構成しています。ノートPCなので、移動のタイミングなどで電源をつけっぱなしにしてノートPCを閉じて、移動するということをよく行います。 これを行っていくと、気づいたら、問題なく動いていた仮想マシンから、ホスト名の解決ができなくなっている場合があります。具体的には: curl www.google.com # => unknown host curl ホストで調べたIP直指定 # => 正しく取得できる グーグルに限らず、あらゆるホスト名の解決ができなくなります。一方で、ホスト側では問題なくホスト名でもって WEB の閲覧や nslookup が実行できていま
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$ sudo mount -t vboxsf HOGE hoge /sbin/mount.vboxsf: mounting failed with the error: No such device $ sudo mount -t vboxsf HOGE hoge mount: 間違ったファイルシステムタイプ、不正なオプション、 vmshare のスーパーブロックが不正、コードページまたは ヘルパープログラムの未指定、或いは他のエラー (for several filesystems (e.g. nfs, cifs) you might need a /sbin/mount.<type> helper program) In some cases useful info is found in syslog - try dmesg | tail or so $ dmesg | tail -
/sbin/mount.vboxsf: mounting failed with the error: No such device といった表示がされたので調査しました。 状況 今回のケースでは、こんな表示となっています。 ==> default: Mounting shared folders... default: /vagrant => /Users/****/projects/foo/middleman/VM Failed to mount folders in Linux guest. This is usually because the "vboxsf" file system is not available. Please verify that the guest additions are properly installed in the guest and ca
Vagrantにおいて表題の通り。先日のエントリでboxをupdateし、複数のversionが存在するようになってしまったので、不要となったversionのboxを削除する。 ■ 環境 Mac OSX (10.10.5) Vagrant 1.7.4 ■ help ヘルプを確認する。 $ vagrant box -h Usage: vagrant box [] Available subcommands: add list outdated remove repackage update For help on any individual subcommand run `vagrant box -h` $ 普通に考えて、`remove`で問題ないであろう。更にヘルプを参照する。 $ vagrant box remove -h Usage: vagrant box remove Optio
概要 VagrantのBoxを最新版にアップデートするコマンドでvagrant box updateというものがあります。 このコマンドの存在は知っていたのですが、何もバージョニングしていない自作のBoxに対して どうやってアップデートするんだろうと謎だったのですが、その方法が分かりましたのでそのメモです。 大まかな流れ バージョン番号とboxファイルの保存場所を記述したjsonファイルを用意 jsonファイルをvagrant box addで読み込み boxを最新版に更新 jsonファイル内のバージョン番号を更新 vagrant box updateで最新版へ更新 セットアップ jsonファイルを作成 { "description": "CentOS6.5 x86_64", "short_description": "CentOS6.5", "name": "centos6.5", "v
はじめに 目的 タイトルの通り。 chef-solo使ってもいいけど結局自前で書く設定が多そうで面倒くさそうという偏見がありいじり倒したイメージを共有したい。 できるだけ手軽かつコンパクトに。 ……という仕組みが欲しかったのですが、やってる人がいそうな割に情報がまとまっていなかったので記事書きました。 完成形 ある端末からboxを更新したときはvagrant packageコマンドでboxを作成する。 他の端末からはvagrant box updateコマンドを叩いて最新のboxに更新する。 boxを作成する端末は固定しない。 この例で作る構造はこんな感じ↓ vm(Dropbox内のディレクトリ) ├─centos65dev │ │ centos65dev.box │ │ centos65dev-win.json │ │ Vagrantfile │ └─.vagrant(共有しない) └─
以前の記事で Vagrant+Docker(Provider)を使って複数の環境を立ち上げた が、管理するVagrantfileが増えて行くにつれ、各環境のIPアドレスや設定したポートが分からなくなり、新しい環境を立ち上げる際にポートやIPアドレスがブッキングすることが出てきた。 この問題を解消するべく、どうにかVagrantの機能を使って、IPアドレスの管理とポートフォワードを自動化する方法を試したのでメモ。 Mac OSX Yosemite 10.10.2 Vagrant 1.7.2 VirtualBox 4.3.26 やりたいこと Vagrantfile毎にIPアドレスを自動で割り振りたい ポートフォワードも自動で設定したい /etc/hosts にホスト名は自動で設定したい NFSを使って共有ディレクトリをマウントしたい Vagrantfileの設定 IPアドレス割り当ての自動化
ども、大瀧です。 週明けにリリースされたVagrant バージョン1.8の新機能、Linked CloneとSnapshotを試してみたのでレポートします。 先に結論から書いておきますが、どちらもVagrantを日々使っている方には是非常用して欲しい機能です! Linked Cloneとは Linked Cloneはデータセンター仮想化製品ではメジャーな、一つのマスターVMを元にして複数のクローンVMを作り出す機能です。普通にVMをコピーするのではなく、クローンVMはマスターVMの差分データのみを持つことから'Linked'という冠が付いています。VMの初回作成(vagrant up)時の時間が短縮されるのと、仮想ディスクのサイズが差分のみで済むメリットがあります。 設定方法 Virtualbox環境では、以下の設定をVagrantfileのVagrant.configure(2) do
概要 Vagrantのセットアップ VirtualBoxにCentOS7の環境を構築する AWSのEC2インスタンスの環境を構築する Vagrantについては、公式サイトのチュートリアルを読むと、より正しい知識が手に入ります。 記事作成時のソフトウェアバージョンは以下の通り. Vagrant 1.7.2 Vagrant-aws 0.6.0 VirtualBox 4.3.26 ruby 2.2.2 Vagrantってなに? VirtualBoxやAWSなどに対して「仮想環境の構築、起動、削除」などの共通インターフェースを提供する。(と私は理解しました) Vagrant単体では面白いことはなくchefなどと組み合わせると効果を発揮します。 Vagrantのインストール Vagrantの公式サイトからインストーラをダウンロードして、インストールします。 インストールすると、ターミナルからvagr
VirtualBoxにおいて、ホストOSとゲストOS (CentOS) 間の共有フォルダを作成する方法CentOSVirtualBox VirtualBoxにおいて、ホストOSとゲストOS間の共有フォルダを作成する方法をゲストOSがCentOSの場合についてまとめます。 共有フォルダの作成 ホストOS上で以下の手順を行います。 共有フォルダを作成します(共有フォルダ名は英数字にします)。 VirtualBoxマネージャーで設定したい仮想マシンを選択し、[設定]をクリックします。 共有フォルダーをクリックします。 プラスボタンをクリックします。 フォルダーのパスの三角のようなボタンをクリックし、その他をクリックします。 手順1で作成したフォルダを指定します。 自動マウントと永続化するにチェックをつけ、[OK]をクリックします。 [OK]をクリックします。 これで、ゲストOSの/media/s
何かの拍子でVagrantと既存の仮想マシンとの紐付けが削除されて、vagrant up実行時に新たな仮想マシンを作成してしまうことがあります。 たまによくあります。 【環境】 Windows 7 Vagrant version 1.2.7 VirtualBox 4.2.16 r86992 ご利用のVagrantのバージョンによっては設定ファイルの構成が異なります。その場合は本記事末尾のリンク先が参考になるかもしれません。 作成済み仮想マシンを起動しようとして、 $ vagrant up すると、通常は [default] VM already created. Booting if it's not already running… のように表示され、既存の仮想マシンが起動するが、 何かの拍子でVagrantと仮想マシンの紐づけが外れてしまったのか、Vagrantが新しい仮想マシンを作り
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