中央の水槽の中には、アーチーと名づけられたダイオウイカがいる。それ以外にも、さまざまな生き物の標本が瓶詰されている。数百年以上前のものもあれば、到着したばかりのものもある。 不気味で、見るも恐ろしい深海魚、古代からいるようなサメ、コモドオオトカゲ、マンタ、大型のトカゲ、巨大タコ、カモノハシやハリモグラなどの単孔類、哺乳類など、あらゆる生物がいる。サルまでがホルマリン漬けになっている。 標本が大きすぎてガラス瓶に入らないときは、中央にある金属の水槽に入れられる。これは巨大なフタつきの風呂のようなもので、工業用変性アルコールが入っていて、標本はここで何十年も保管される。 標本の数は増え続けている。もし、なにか奇妙な生き物が浜に打ち上げられたら、博物館はぜひ知りたがるだろう。