TVS REGZAは、一部メディア向けに、国内テレビ市場の動向を説明。「『テレビ離れ』などと言われることも多いが、我々のとっているデータをみると、実はそれほどテレビ離れは起こっていない」など、現代のテレビの使われ方について紹介した。
一般的な三葉虫は、単一の眼が無数に集まってできた複眼と呼ばれる構造により、いわゆるレンズ部分と視覚細胞が1対1でつながっていたと考えられている。これは、現在の昆虫にも見られるしくみだ。 しかし、Dalmanitina socialisと呼ばれる種の三葉虫は、視覚系全体に二重レンズ構造を持ち、表面側のレンズは中央部の膨らみにより第二の焦点を得られていたことがわかった。つまり、この種は近くにいる獲物を見ると同時に、遠くで動く天敵もはっきりと視界にとらえることができたようなのだ。 NISTの研究チームは、この構造を「ライトフィールドカメラ」と呼ばれる特殊なカメラに応用できないかと考えた。ライトフィールドカメラは通常のデジタルカメラとは異なり、複眼のように多数のマイクロレンズを使用して、1度の撮影で色と輝度だけでなく、センサーに入る光の方向もまとめて記録し、ソフトウェアによって後から遠近のフォーカ
■SFPポートを搭載するネットワークオーディオ機器が続々登場 いまネットワークオーディオの世界で、「SFP」という高音質のためのキーワードが話題を集めている。これは、これまでLANケーブルで接続されていたネットワークオーディオに、光(オプティカル)ファイバーケーブルを追加することで、ネットワーク由来のノイズをシャットアウト(=光アイソレート)、音質改善につながるのではないか、という考え方である。 特に、ネットワークオーディオの世界を牽引してきたLINNが、最新のフラグシップ機「KLIMAX DSM」(ディスクリート構成のORGANIK DACが搭載されていることも特徴)でSFPポートを搭載してきたことは世界的にも話題となっている。また、ネットワークプレーヤーだけではなく、今秋発売予定のfidataのサーバー「AS2」にも搭載が予告されており、SFP活用の道は着々と整備されつつある。
ある日、自宅で仕事をしていたら、同僚から「便座が会社に届きました」とDMが飛んできた。 恥ずかしい。プライベートなものをECサイトで買って、配送先を誤って会社にしてしまい、それを見られてしまった(しかも安いモデル)。 そんな私の気持ちを知ってか知らずか、同僚から「風間さん、ついに便座もレビューするんすか?」と追い打ちのDMが来た。 冗談と思ってスルーすべきところだろうが、のせられやすい性格ということもあり、温水洗浄便座を記事にするにはどうすれば良いか、真剣に考え始めた。 弊社の媒体が伝統的に得意としている、同一条件での一斉レビューを行うのは難しい。たくさん便器を用意し、それに便座を取り付け、一つ一つ座って検証していけば良いのだろうが、そんなに便器や便座が用意できない。 ■電源で何か変わるのでは? 蘇る炊飯器の記憶 思いついたのが「電源」だ。オーディオについて詳しくない方のためにかんたんに説
スマートフォンというバッテリー喰いのデバイスをつねに携行する我々は、つねにバッテリー不足の危機にあるといえます。だから「モバイルバッテリー」は出張の必携アイテムですが、飛行機に持ち込むには制約があります。リチウムイオンバッテリーが原因の発火事故が相次いだためで、2016年4月以降、国際民間航空機関(ICAO)は預け入れ手荷物として輸送することを禁止しています。 だからモバイルバッテリーは、自分の席近くに置く手荷物として持ち込むことになりますが、国内航空会社では100 - 160Wh以下のものは2個まで(100Wh以下は制限なし)と決められています。 問題は「ワット時定格量(Wh、ワットアワー)」という単位です。市販のモバイルバッテリーは容量を「mAh(ミリアンペアアワー)」で表記していることが多いため、自分で計算するしかありません。 Whを求めるには、「バッテリー容量(Ah)×定格電圧(V
Bonjour(ボンジュール)といえば、Mac/iPhoneに標準装備のネットワーク設定自動化機能のこと。パソコン/スマートフォンやデジタル家電など「TCP/IP」でつながるネットワークは、それぞれにIPアドレスという一意の数値を設定しなければなりませんが、Bonjourはそれを自動化してくれます。iPhoneからMac、あるいはMacからiPhoneに接続するとき、数字が並ぶだけのIPアドレスに代わり「○○○.local」(○○○の部分は端末名)で通信できるのは、Bonjourのおかげです。 WindowsでもBonjourを利用できますが、単独では配布されていません。Windows版iTunesとあわせてインストールするしかなく、iTunesは必要ないけれどBonjourは使いたい、というユーザにとって困った状況になります。 そんなときは、iTunesをインストールせず(導入済であれば
さる2月23日に都内西蒲田の(有)出水電器ALLION試聴室にて、既報告知ニュースの通り「バッテリー電源とマイ柱電源の音質を聴き比べる」試聴会が開催された。昨年11月24日に実施して好評を博した「マイ柱電源と燃料電池の音質を聴き比べる」(既報レポート参照)に続き、異なる電源2種類を使って同じオーディオ機器を駆動し、その音の違いを参加者全員で聴き比べるものだ。 今回聴き比べた「ELIIY Powerのバッテリー」は、運転音38dB以下と静粛で、出力はAC100V(50/60Hz)、1.5kVA/1.4kW 今回用意された電源は、「ELIIY Powerのリチウムイオンバッテリー、Power YIILE3」と、「通称 “マイ柱” =マイ柱上トランス」による電源。いずれも100Vで、楽曲ごとにリアルタイムで電源差し替えで聴き比べた。試聴に用いた機材は、出水電器が主宰する国産アンプブランド、アリオ
■新しいラズパイ「Raspberry Pi 3 Model B+」はここが変わった Raspberry Piの最新モデル「Raspberry Pi 3 Model B+」(以下、ラズパイ3+)が発売された。何が変わって何が変わらないのか、従来の周辺機器はそのまま使えるのか。早速、検証してみることにした。 ラズパイ3+の発表は3月14日に行われた。日付から分かる通り、Pi Day(円周率の日)とRaspberry Piの「Pi」を掛けた日を狙ったもので、「なかなかやるな…」といったところ。Raspberry Pi財団と繋がりの深いPimoroniなどのWEBサイトでは、即日ラズパイ3+の出荷をスタートしており、筆者もすぐに注文を入れた。
タイガー魔法瓶(株)が9月に発売した炊飯器「土鍋圧力IH炊飯ジャー<THE炊きたて>JPG-X100」。天板全体がスピーカーとなっていて、従来品よりクリアな音声/メロディの再生ができる。 この炊飯器に使われている技術が、オンキヨーの加振器「Vibtone」シリーズ。その名の通り、振動を利用して音を出すもので、今回の炊飯器の場合、蓋にあたる銘板を振動させることで、 クリアな音を再生することを可能としたという。 家電製品での音声やメロディーの再生では、 振動板を持つスピーカーユニットの利用が一般的。高音質でクリアな音を再生する場合には、通常、音の出口を設けるために製品へ穴をあけることが必要だった。 だが 防水性や気密性が必要な製品では穴を設けることが難しく、 スピーカーユニットの本来の性能を発揮できなかった。 加振器による再生によってこの問題を解決したとのこと。
ある日の企画会議。「なにか面白いネタを出せ」と上司からストレートに脅された我々は知恵を絞っていました。そして開始早々、100%無理と察することに成功。仕事しているフリとして有効な手段ベスト5には入るであろう「真剣な顔をしながらネットサーフィン」に全力を尽くすことになりました。 あれっ、下田さん(下田麻美さん)がイヤホンを探してる! あー、高いの無くしちゃったんだ。これはショックだろうなぁ。 みんながオススメを伝えてるみたいですよ。すごい、下田さんのTwitter上でオーディオ界隈では見慣れた単語が飛び交ってる…。 せっかくなら私たちみたいな媒体の記者とか、オーディオライターさんとか、専門店のスタッフさんとかが集まってオススメを紹介できたらいいよね。 確かに。それを実際に試聴して、ガチでお気に入りを選んでもらうとかできたら面白いかも。 まぁ、実現は難しいだろうけど…。こんな人気声優さんにイヤ
ティアックは、USB-DAC/ヘッドホンアンプ「UD-503」(関連ニュース)について、LINE INへのアナログ信号入力時にミュート機能が誤動作する不具合があると発表した。 誤作動の内容は、LINE INから入力したアナログ信号の再生時にリモコンの「MUTE」ボタンを押すと、LINE OUT(RCA、XLR)の出力およびヘッドホン出力が最大になるというもの。なお、デジタル音声入力(USB/光/同軸)ではこの問題は発生しない。 これに対し同社修理センターは、無償でミュート回路制御プログラムの書き換えを行う。対象となるのはSERIAL NO.(製品機番)が「0010001」~「0049999」の製品。SERIAL NO.(製品機番)は、本体背面の右下に表示されている。 該当する製品を所有している場合は、下記の問い合わせ先まで連絡するよう呼びかけている。 なお、対象製品のユーザーには、同社から
ハイレゾとか音のよいmicroSDカードのブラインドテストをやったら、わりと好評だったので、またいい企画があればやりたいな~と、ダラダラ考えていたある日。オーディオ編集部の野間が、会社の会議室でお米を炊いていた。会議室においしそうな炊きたてご飯の匂いが充満している。 オーディオやAVの専門出版社なので、メーカーさんが商品を持ってきてくれて、会議室でスピーカーを鳴らしたりなどということは、たまにある。だがこれまで、会議室で米を炊いている場面に出くわしたことはなかった。 一体何事かと野間に尋ねてみると、「中村製作所さんが『炊飯器用の電源トランスってどうかと思って、ちょっと作ってみた』というから、お借りしてお米を炊いてみたの。よかったら食べてみて」という。 …いや、ちょっと待って? 余計混乱してきた。 中村製作所さんのことは、もちろん知っている。オーディオ用の絶縁トランスなどを作っているメーカー
発表当初からいろんな意味で盛り上がった、ソニーの“音の良いmicroSDカード”「SR-64HXA」(関連ニュース)。すでに発売されており、ゲットした読者も中にはいるだろう。 もちろんメディアにおいても、発表当日に掲載した当サイトを始め、いろいろなところにレビューが載っている。だが、それらの記事に対して「ブラインドテストやれよ」「プラシーボ乙」など、厳しい声が一部にあったのも事実。これだけ需要があるなら誰かブラインドテストやるかな、と思っていたが、なぜかどの媒体もやっていないようだ。 どうしたものか思案していたが、その後、音の良いmicroSDの話題は予想通り沈静化。トピックとしてはかなり“今さら感”が出てしまったので、とりあえず放っておいた。そんなある日、たまたまITライターの一条真人氏と電話していたら、このmicroSDカードの話になった。 一条氏と言えば、以前当サイトで行ったハイレゾ
最近何かと話題の「ハイレゾ」。ハイレゾ対応のネットワークオーディオ/PCオーディオ機器が続々と登場し、さらにはAstell & KernのAKシリーズやウォークマンなど、ポータブル機器でもハイレゾ対応が進んできた。それに伴ってスピーカーやヘッドホン、イヤホンでもハイレゾ対応を謳うものが増えている。 またハードウェアと歩調を合わせ、ハイレゾ音源の配信も盛んになってきている。この分野の老舗であるe-onkyo musicは楽曲を次々に増やし、アニソンの配信も開始した。またウォークマンの公式音楽配信サイトである「mora」も、ソニー・ミュージック、ユニバーサル、ワーナーといった大手レーベルのハイレゾ音源を配信開始している。 ■サンプリングレート違いの音源、圧縮音源は聴き分けられるのか? このように盛り上がりを見せるハイレゾだが、編集部で何度か話題に上がっていたのが、「一般の方がハイレゾ音源を聴い
(株)イーケイジャパンは、エレキットブランドより、真空管を採用したポータブルヘッドホンアンプ「TU-HP01」を5月23日に発売する。価格は19,950円(税込)。 真空管を搭載しつつ、外形寸法78W×16H×117Dmm/質量125g(電池含まず)と薄型・軽量ボディを実現したのが大きな特徴。対応ヘッドホンインピーダンスは16Ω~32Ω。周波数特性は10Hz~65kHz。 真空管には、消費電力が少なく発熱も殆どないという電池駆動用のサブミニチュア管(Raytheon:6418)を2本採用。また、電源ON後数秒で使用可能になる点も特徴で、ON時のポップノイズもほぼないという。真空管は基板から浮かせることで、振動が加わった時に発生するマイクロフォニックノイズを低減している。 出力部のオペアンプにはMUSES 8820を採用。取り替えにも対応しており、付属品としてバーブラウン「OPA2604」も
ソニーは、4K撮影が可能な”CineAlta”カメラ「F65」(関連ニュース)による初の映画制作が開始されたことを発表した。 該当作はM・ナイト・シャマラン監督、ウィル・スミス主演によるSF映画「After Earth」。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントから来年公開予定。フィルムでの映画制作を続けてきたシャマラン監督にとって初のデジタルによる映画撮影作品となる。 シャマラン監督は、「F65」について「このカメラはデジタルでありながら、温かみと人間性がある」「このカメラを選んだのは自然な描写を伝えられるためと、ラティテュード(露光範囲)が広いため。ジャングルや森林はとても暗いので(フィルムよりも感度の高い)F65を選んだ」などと評価。ピーター・サシツキー撮影監督も「F65こそが、真の未来のカメラであり、これからも多くの作品をこのカメラで撮影していく」と称賛コメントを寄せている。
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