著名投資家のキャシー・ウッド氏は旗艦上場投資信託(ETF)「アーク・イノベーションETF(ARKK)」が米半導体メーカー、エヌビディア株を株価が160%急騰する前に全て手放したことについて、コンピューター用半導体業界の好不況サイクルはリスクをもたらすとして、その判断の正当性を主張した。 ウッド氏旗艦ETF、エヌビディア手放す-時価総額78兆円増加前 (1) 予想大きく上回るエヌビディアの見通し、世界のAI関連株を押し上げ ブルームバーグテレビジョンのインタビューでウッド氏は、「エヌビディアに関しては、われわれが一呼吸置く理由はいくつかある」とし、「グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)にしろ何にしろ、不足という言葉を何度も耳にすると、私はこの業種の循環性について考え始める」と述べた。
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