23日の未明、静岡県浜松市の山間の茶畑で大規模な地滑りが発生しました。 市では、さらに崩落の可能性があるとして周辺の6世帯に避難勧告を出しています。 なぜ突然、地滑りが起きたのか。 静岡放送局の後藤亜妃子記者の報告です。 現場は茶畑 地滑りが起きたのは、浜松市の市街地から車でおよそ2時間余り北に走った山あいの茶畑でした。 今月23日の午前4時半ごろ、ごう音とともに大きな崩落が2回発生し、茶畑の一部とその下の斜面が幅80メートル、高さ90メートにわたって崩れ落ちたのです。 地滑りが起きた斜面の下には、4つの家屋がありましたが、幸い土砂は家のあるところまでは流れてこず、けが人や家への被害はありませんでした。 新たな地滑りの危険も しかし、現場では新たな地滑りの危険性があります。 茶畑にはまだ亀裂が残っているからです。 亀裂は地滑りが起きた場所の左側におよそ45メートル、そして右側