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IT PROに関するUSAGI-WRPのブックマーク (12)

  • ファーストサーバ最終報告書、ベテラン担当者のマニュアル無視を黙認

    ヤフー子会社のファーストサーバは2012年7月31日、6月20日に発生した大規模障害(関連記事)についての調査報告書(最終報告書)を公表した(写真)。報告書は、ファーストサーバに利害関係のない3人の委員による「第三者調査委員会」(関連記事)が作成した。同社Webサイトに「要約版」を掲載している。 報告書は調査対象とする事故を、6月20日に発生した「第1事故」と、第1事故で消失したデータが想定外の場所に復元された「第2事故」(関連記事)の2つとしている。 1人だけ自作プログラムでメンテナンス 報告書は、第1事故の事実関係について次のように言及している。ファーストサーバではシステム変更を実行する際、社内マニュアルに沿って実行することになっており、第1事故の原因となったシステム変更の担当者(A氏)以外は社内マニュアルに従っていた。 ところが、A氏だけはマニュアルに従わず、自作の「更新プログラム」

    ファーストサーバ最終報告書、ベテラン担当者のマニュアル無視を黙認
  • 第12回 Haskellで学ぶ並列プログラミング(その3)並行プログラミングと並列処理

    これまで説明してきたGHCの並列化機能は,いずれもスレッドやプロセスのような並行実行の仕組みを抽象化の内側に隠ぺいしたものでした。しかし,このようにユーザーの目から詳細を隠してくれる特徴が,かえってわずらわしく思えることもあります。 GHCの並列化機能は,「ある一つの計算の処理速度を向上させる」という目的を直接的に反映したものです。このため,処理速度の向上以外の部分には,十分に手が届かないこともあります。例えば,グラフィカル・ユーザー・インタフェース(GUI)などを実現するための対話的なプログラムでは,「ある一つの計算の速度を向上させる」だけでは,プログラム全体の反応速度を思うように上げられません。プログラムをうまく制御して全体での速度向上を目指すことが重要だからです。しかし,これまで説明してきた並列化機能には,こうした制御を実現するのに必要なセマンティックス(意味論)は特に規定されていま

    第12回 Haskellで学ぶ並列プログラミング(その3)並行プログラミングと並列処理
  • マイクロソフト、Windowsの3割安でLinuxの仮想マシンサービス開始

    マイクロソフトは2012年6月8日、米国で6月6日に発表したクラウドサービス「Windows Azure」の機能拡張について説明会を実施した。新しい仮想マシンサービス(IaaS)では、OSとしてWindowsのほか、Linuxも提供(写真1)。今年夏から秋に開始する正式サービスでは、Windowsが10.06円/時であるのに対し、Linuxが7.43円/時と26%安価にする予定だ(マシンが共有型で、CPUが1.6GHz、メモリーが1.75Gバイト、ディスクが225Gバイトの場合)。6月6日に開始したプレビューサービスでは、どちらも7円/時である。 提供するLinuxは、CentOS 6.2、Ubuntu Server 12.04 LTS、OpenSUSE 12.1、SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2の4種類。どれも、Linuxディストリビューションを

    マイクロソフト、Windowsの3割安でLinuxの仮想マシンサービス開始
  • 第53回 repaを使って行列演算を並列化する

    これまで並行処理のためのデータ型として,第12回ではTVar型やMVar型,第14回ではChan型やTChan型などを取り上げてきました。一方,並列処理のためのデータ型はあまり説明してきませんでした。取り上げたのは,第10回や第24回のコラムで説明したデータ並列Haskellの並列配列くらいです。 たしかに,並列HaskellやParモナドを利用すれば,並列処理のための特別なデータ型を使わなくても並列処理は可能です。しかし,目的とする処理の並列化に特化したデータ型が用意されているのであれば,それを利用したほうが簡単かつ効率的に処理を行えます。 そこで今回は,並列処理用のデータ型の一つとして提供されている「repa(REgular PArallel arrays)」の並列配列の基を説明します。repaはデータ並列Haskellプロジェクトの一環として開発が進められているライブラリです。デー

    第53回 repaを使って行列演算を並列化する
  • 世界で最も使われている企業システムのパスワードは「Password1」---米調査

    米Trustwaveがまとめたセキュリティに関する調査結果によると、世界の企業情報システムで最も使われているパスワードは「Password1」だという。米Microsoftの「Active Directory」の複雑な初期設定に適用できるパスワードであることが大きな要因と考えられる。 調査では、2011年に発生した300件以上のセキュリティ問題やネットワークおよびアプリケーションのスキャン結果、25種類のアンチウイルスツールなどを分析した。調査対象となったセキュリティ問題のうち76%は、システムサポートや開発あるいはメンテナンスを請け負っているサードパーティーがセキュリティの不備を招いていた。 また昨年の特徴の1つとしては、消費者の記録を狙う傾向が強く、個人を特定できる情報やクレジットカード情報などをターゲットにした攻撃がセキュリティ侵害の89%を占めたことである。 情報取得の手口では、犠

    世界で最も使われている企業システムのパスワードは「Password1」---米調査
  • IPとはまったく違う「OpenFlow」の目的とは

    昨年のゴールデンウィークは四国の実家に帰り、徳島の山奥にある温泉に行った。今年は海だ、ということで、しまなみ海道で瀬戸内海を渡り尾道へ行った。もちろん、尾道を選んだのはNHKの連続テレビ小説「てっぱん」の影響だ。ドラマを熱心に見たわけではないが、大林信彦監督の「転校生」(1982年)を見て以来、いつか行ってみたいと思っていたところだ。尾道水道に面した坂の町は、長いアーケードの商店街が今もにぎわっている、ちょっと古びてこじんまりした、いい町だった。 さて、今回はOpenFlowという新しいネットワーク技術の特徴とメリットについて述べたい。OpenFlowはスタンフォード大学を中心とするOpenFlowコンソーシアムで標準化が進められている技術で、2009年12月にバージョン1.0が制定された。OpenFlowを実装した製品は2011年4月にNECから世界で初めて出荷され、大規模データセンター

    IPとはまったく違う「OpenFlow」の目的とは
  • 米グーグルも注目、ネット設計変える「OpenFlow」

    各種のクラウドコンピューティング・サービスを筆頭に、既存のコンピューティング技術では短時間で処理することが困難な「ビッグデータ(膨大な量のデータ)」を扱うサービスが増え、その要素技術が一般企業にも身近なものとなりつつある。今回は、米フェイスブックや米グーグルなども注目する最新ネットワーク技術「OpenFlow(オープンフロー)」を扱う。 ITの世界では、コンピュータそのものだけでなく、ネットワーク分野でも大きな革新が起きつつある。それが「OpenFlow」だ。ルーターやスイッチ、ロードバランサー、ファイアウオールなどのネットワーク機器と、LANやWANの回線から成る企業ネットワークの構成変更が手間いらずになる。このため、サーバーやストレージの構成変更や増減、仮想マシンの作成なども容易になる。今後のネットワーク設計・運用に際して見逃せない選択肢だ。 OpenFlow技術には、まずは、扱うデー

    米グーグルも注目、ネット設計変える「OpenFlow」
  • 第2回 パズルみたいに楽しいデータ圧縮

    適当な圧縮ルールを作り,ASCII文字で描いた絵(図1)をなるべく少ない文字数で表現してください。 ある日のこと,ぼーっとした頭で仕事をしていると,同僚がそれはもう満面の笑みを浮かべて「プログラムで使っている画像データを圧縮するためにLZSS*1を実装してみたんですよ。ふふん,どうよ」と話しかけてきました。「ぬあ?」とそれがどうした的に返事をしつつも,ふと気づいたのは,何らかの圧縮プログラムやアルゴリズムを作った経験を持つプログラマは意外に多いということです。すでにzlibなどの著名な圧縮ライブラリが公開されていますが,「ブロックソート」や「PPM」などの新しい圧縮方法が日夜開発されています。 どうも圧縮というのは,プログラマ心をそそる何かがあるようです。今回はそんな圧縮アルゴリズムの不思議で魅力的なところを紹介します。パズルのような圧縮アルゴリズムの楽しさを感じていただければと思います。

    第2回 パズルみたいに楽しいデータ圧縮
  • 第16回 Haskellでのテストの自動化を考える

    皆さんはプログラムが正しく動作することをどうやって調べていますか? いちいち実行して確認している人もいるかもしれませんが,多くの人はツールや自作のプログラムを使って何らかの形でテストを自動化しているでしょう。ここ10年くらいで「テストの自動化」はプログラマにとってなじみの深い概念になりました。今回はHaskellでのテストの自動化を取り上げます。 型検査を利用する 実は,Haskellを使っていれば,すでにテストはある程度自動化されていると言えます。 第12回と第13回で説明したSTMでは,STMモナドという特別なモナドを使い内側にI/Oアクションを記述できなくすることによって,取り消し不可能なアクションが入り込むことを防いでいました。 Prelude Control.Concurrent.STM> atomically (writeFile "sample.txt" 12) <inter

    第16回 Haskellでのテストの自動化を考える
  • 刺激を求める技術者に捧げるScala講座---目次

    連載では,次世代のエンタープライズ・プラットフォームを支える言語として,このところ最も注目を集めている言語「Scala」の魅力をお伝えしていきたいと思います。Scalaは,技術的にもかなり刺激的で,楽しい言語に仕上がっています。最初の一歩から刺激的な技術解説まで,幅広くScalaおもしろさ,楽しさをお伝えしたいと思います。 第1回 なぜScalaなのか? 第2回 Scalaの基的な文法 第3回 Scala言語を探検する(1) 第4回 Scala言語を探検する(2) 第5回 Scala言語を探検する(3)関数型言語としてのScala 第6回 Scala言語を探検する(4)Scalaの型システム 第7回 関数脳のつくり方 First Season 第8回 Scala DSLでできること 第9回 Scala DSL事始め(前編) 第10回 Scala DSL事始め(後編)

    刺激を求める技術者に捧げるScala講座---目次
  • DirectAccess

    DirectAccess(ダイレクトアクセス)とは,Windows 7とWindows Server 2008 R2を組み合わせて,リモート・アクセス環境を手軽に実現するための機能である。クライアント側,サーバー側ともに専用のソフトウエアが不要で,WindowsだけでIPsec(アイピーセック)を使ったリモート・アクセス環境を構築できる(図1)。 Windows Server 2008 R2はDirectAccessのサーバーとなり,従来はVPNルーターなどの専用ゲートウエイ装置で実現していた機能を置き換える。Windows 7はDirectAccessのクライアントとなる。そのほかActive Directoryのドメイン・コントローラ,DNSサーバーが必要である。ネットワーク管理者は,DirectAccessクライアントが接続するDirectAccessサーバーやDNSサーバーなどを,

    DirectAccess
  • 本物のプログラマはHaskellを使う:ITpro

    筆者 shelarcy Haskellは,関数型プログラミングというジャンルに属する言語です。Haskellや関数型プログラミングを題材に物事を見ていくことで,今まで思いもよらなかったような未知の世界を知ることができるでしょう。 プログラミング言語を学ぶという行為には, 言語の基的な文法や考え方を理解する 言語の文化圏で広く使われている考え方に親しんでその言語らしい書き方を習得する 単に言語を使ってできること以上の知恵を学ぶ の3段階があります。この連載では,三つ目の段階を目標に,Haskellプログラミングの世界を一つひとつ丁寧に紹介していきます。 更新は毎月第1水曜日(1月のみ第2水曜日)

    本物のプログラマはHaskellを使う:ITpro
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