インターネットバンキングでの不正送金事件で16の銀行の預金者の口座およそ1万3000件のパスワードなどが盗み取られ、国内にある特定のサーバーに蓄積されていたことが、警視庁の調べで分かりました。 これらの情報が悪用され、実際におよそ250件の不正送金が行われていて、警視庁は不正アクセスの疑いで捜査を進めています。 ネットバンキングの不正送金では、預金者のパソコンがウイルスに感染し、画面上に現れる金融機関のうそのホームページに預金者がアクセスするとIDやパスワードが外部に送信されて盗み取られ、悪用されるケースが目立っています。 警視庁によりますと、国内のサーバー提供業者が管理していた「C&Cサーバー」と呼ばれるサーバー1台が不正送金に関係しているという情報が、去年、東京のセキュリティー会社「トレンドマイクロ」から警視庁に寄せられました。 警視庁がこのサーバーを調べたところ、みずほ銀行や三菱東京
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